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zine(ジン)とは?作り方や種類・注意点を解説

公開日:2023/10/01  最終更新日:2023/09/15

zine

初めてzineを作る人は、作成する前に知っておくと良いことがあります。今回の記事で、zineの作り方、種類、注意点を紹介します。

個人またはグループで自主的な出版活動を行うときに、楽しく活動に取り組めるようにしましょう。注意点を踏まえて、自分や作品の世界観を表現していきましょう。

zineの意味と種類とは

同人誌もzineに含まれます。冊子がメジャーですが、1枚の紙の場合や豆本のような場合もあります。

zineとは

個人またはグループで行った自主的な出版活動を指します。日本でよく知られている同人誌もこちらに含まれます。zineの特徴は、ジャンル、紙、製本方法などを問わないことです。

そのため、自分や作品の世界観を表現しやすいメリットがあります。現在は作品を手配りするだけではなく、インターネット上でも販売されるようになっています。

冊子の場合

こちらがメジャーになります。写真やイラストを使用したアート系の作品や、小説や詩集などの作品があります。

どのようなジャンルであっても、A4サイズやB5サイズであればまとまりやすいので、人気を集めています。業者に印刷や製本を依頼するときも、そこまで難しくありません。

1枚の紙の場合

壁新聞のような作品があります。業者に印刷を依頼するときは、ポスター印刷やチラシ印刷などのサービスを選択しましょう。

1枚の紙を、二つ折りする場合や直角四つ折りする場合などがあります。パラパラとページがめくれるように工夫することも可能なので、オリジナリティを発揮したい人は試してみましょう。

豆本のような場合

手のひらに収まるような、小さなサイズの作品を作成することも可能です。さまざまなかたちがあるので、三角形や正方形などの自分の好みに合ったかたちに仕上げましょう。

この際、印刷を依頼する業者選びにやや難航するかもしれません。その理由は、大きさが小さいからです。この場合は、カード印刷や名刺印刷に携わっている業者のサービスを利用する方法があります。

アート作品のような場合

アート性が高い1点ものの作品を作成したい人もいるでしょう。

たとえば、紙に刺しゅうを施す、イラストのかたちに切り抜くなどの作業を通して、自分や作品の世界観を表していきます。自分で創意工夫することで、楽しみながら作品を作り出していきましょう。

ただし、すべての作業を自分だけで行うのは難しいと感じるかもしれません。そのときは業者と役割分担しましょう。印刷を業者に依頼する、業者に型抜きや角を丸くカットしてもらうというように役割を分担すれば負担を軽減できます。

zineの作成方法

ソフト、紙、サイズは仲間で相談して決定しましょう。また、販売方法も決めておくと、作品が完成した後にすぐに販売できます。

どのようなソフトで作成すれば良いのか

文章が中心になるのであればWordで問題ありません。なかには、デザイン系のソフトを使用して作成する人もいますが、日記や小説などであればWordにしましょう。

どのような紙を使用すれば良いのか

作品の内容だけではなく、作品の見た目や手に取ったときの感触も大切にしましょう。雑誌などにも使用されている紙や光沢と厚みがある紙などが人気を集めています。

紙を選ぶときは、作品のイメージにマッチするかどうか、顧客のイメージに合っているかどうかなどを考えると良いでしょう。また、紙の価格は種類により異なります。予算の範囲内で収まるようにしましょう。

サイズはどの程度が標準的なのか

文庫本サイズを基準に考えましょう。大きさは、文庫本サイズまたはそれよりも少し大きいサイズが顧客から好まれるようです。カバンのなかに入れて持ち運ぶときにかさばらない大きさが適しています。

作成するときは、仕上がりのサイズよりもひとまわり小さく作るようにします。これは、上下左右に余白を設けるためです。

文字の大きさやフォントを全員で統一する必要はありませんが、余白の認識は揃えておきましょう。

必要な費用と作成を依頼する目安

B5サイズで16ページの作品の場合、自分で作成したときは1部で160円程度になります。こちらはモノクロです。また、カラーの場合は1部で800円程度になります。

業者に依頼したときは、同じB5サイズで16ページの作品でも上質紙を使用したときの費用は次のようになります。モノクロの場合は1部で1,087円程度、カラーの場合は1,593円程度です。

納品までに1週間程度を要しますが、綺麗に仕上げてほしいときは業者に依頼しましょう。

インターネットに掲載しよう

SNSなどを活用して作品を宣伝します。写真を上手に撮影できる人は、作品の見た目の印象が良くなるので、顧客の購入意欲を高められるでしょう。

また、顧客とインターネット上でコミュニケーションがとれるので、顧客の要望に柔軟に対応できるメリットがあります。ただし、作品の発送や入金の確認などの作業に時間を要するので、忙しい人にはあまり向いていない方法になります。

そして、顧客も振り込みなどの手間がかかるので、ストレスに感じる人は避けましょう。

外部業者に委託しよう

こちらは手間がかからないので、忙しい人におすすめの方法です。

外部業者に発送と支払いを代行してもらいます。そのぶん、手数料とマージンが発生しますが、それを支払っても、黒字になるときは思い切って依頼するのも良いでしょう。

自宅や店舗で販売しよう

費用の負担をかけずに販売する方法として自宅が挙げられます。

こちらは、直接顧客に作品を手渡しできるメリットがありますが、顧客に自宅の場所を知られてしまうので、友人などの限定した人に販売するほうが適しているでしょう。

また、友人や知人がショップやカフェなどを個人で経営していると、作品を置かせてもらえる可能性があります。友人や知人であれば頼みごとをしやすいので、作品を販売する場所に困っているときは相談してみましょう。

そして、販売を目的としたイベントが開催されるときは、積極的に参加するようにしましょう。

著作権に注意して作成しよう

知らなかったでは済まされないこともあります。著作権に注意しなければいけません。

フリーイラストやフリー素材の著作権について

イラストや素材にフリーと記載されているので、使用するときに制限が無いのではないかと考える人が多く存在します。

しかし、そのように思い込むのは危険なので注意しましょう。自由に使用しても構わないわけではありません。ロイヤリティフリーの場合があるからです。

また、商用利用を禁止しているサイトがあるので、そのようなサイトからイラストや素材を活用するときは注意しましょう。どのような場合は使用できないのか注意事項に記載されているので、必ず目を通すようにしてください。

アイコンの著作権について

アイコンの画像データを使用するときは注意が必要です。必ず公式サイトからダウンロードしてください。

よく分からないサイトからアイコンの画像をダウンロードすると、著作権を侵害しているときがあります。また、アイコンの画像をダウンロードするときだけではなく、使用するときはガイドラインに従いましょう。

たとえば、ほかの画像と重ねて使用することを禁止している場合や、カラーについて決まりがあるときがあります。知らなかったでは済まされなくなるので、使用前に確認を怠らないようにしましょう。

まとめ

初めて作品を作る人は、これまで作品を作ったことがある人に作成方法などを教えてもらいましょう。

自分で作品を印刷することはできますが、見た目の印象を良くしたい人や、1冊でも多くの人に購入してほしいと考えている人は、業者に印刷を依頼しましょう。役割分担するほうが費用の負担は増えますが、そのぶん業務の負担は軽減します。

 
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