ノベルティにおすすめ!簡単かつ低コストで作れる付箋の魅力をご紹介
同人誌を制作している方、ノベルティとして付箋を制作していますか?チラシだと読まれないことが多いですが、付箋は実用的であるため、販促効果が高いとされています。この記事では、付箋を制作するメリット、費用や注意点について詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。
ノベルティとして付箋が人気な理由
ノベルティとしての付箋は、高い人気がありますが、人気の理由はさまざまです。ここでは、付箋が人気な理由を詳しく解説します。
実用的である
まず、付箋は実用的であるという点です。もらってうれしいノベルティは何か、という調査をライオンが実施した際、1位は日常消耗品であるという結果でした。
付箋はもらった人がうれしく感じる事が多く、プレゼントとして外れが少ないといえます。事実、さまざまな人が日常生活の中で活用しています。
たとえば、学生は教科書などの重要な箇所を目立たせる用途で付箋を使用します。社会人は、仕事をする上で新しく発生したタスクを忘れないように、付箋に書いてPCなどに貼っておきます。
また、不在である人に連絡する手段として、付箋に要件を記入してデスクに貼るのです。性別差も年代差もなく、付箋は日常生活の中で頻繁に使うため、人気が高いのです。
ノベルティに付箋を選ぶメリット
付箋は実用的であり、喜ばれることが多いノベルティです。もらってうれしい付箋ですが、制作側にも多くのメリットがあります。
販促効果が高い
付箋は、販促ツールとして効果的であるといえます。たとえば、チラシで販促する場合を考えてみましょう。チラシは販促事項を記載しているだけなので、興味のない多くの人にとって、役に立たない紙でしかありません。
一方、付箋は情報伝達の手段として、また目立たせるためのマーカーとしての使用が可能で、興味がなくても実用品として使用できます。また、ターゲットにブランド名や商品をアピールする用途にも適当です。
使うたびに企業のロゴなどを見ることになり、ある程度枚数があるため、販促効果が持続するという特徴があります。
加えて、目に入る機会は多いですが、グイグイと営業される強引さはなく、さりげない販促が可能です。さりげない販促により、不快な思いをすることもないため、企業イメージも崩れにくいのです。
初心者でも扱いやすい
付箋は、制作するのに少ない資金でも作りやすいノベルティです。小さなものが多く、デザインを考えなければならない範囲もそれほど大きくありません。
また、小ロットでも製作可能である印刷所が多く、制作の幅が広いです。1個からでも印刷可能なところもあるため、印刷所に確認してみましょう。
試しに作ってみることにも向いており、導入までのハードルが低い商材です。よって、初心者にも扱いやすく、ノベルティに向いているといえます。
自分でも使用可能
付箋は、実用的でかさばらないため、余った場合に困りません。ノベルティとして使用する、自分で実用的に使用するなど、容易に消費できるという利点があります。
ノベルティに付箋を作るときのポイント
ノベルティとしての付箋は喜ばれ、メリットが多いことがわかりました。次は、付箋を制作するうえでのポイントについて確認していきましょう。
デザインとコストを考える
デザインと、制作で必要なコストを考えましょう。短冊形のノーマルタイプは、最もリーズナブルに制作可能です。イラストや文字を多めに書きたいときはメモ帳タイプです。デザインできる自由度が高まるため、ノーマルタイプよりも人気があります。
しかし、値段は短冊形よりも高いのが一般的です。高級感を出したい場合は、付箋のケースを検討しましょう。また、オリジナリティを出すために型抜き付箋とすることで、より個性的な形に制作可能です。
付箋は、制作が少額ですむことが多いですが、デザインに凝りすぎるとコストはかかります。デザインとコストのバランスを考えることが重要です。
印刷所を考える
付箋の制作に、印刷所の検討は必須です。求めるデザインが実現可能か、少ない数が可能かは、印刷所の仕様に左右されるからです。
印刷所は1枚いくらで値段を決めているわけではありません。100枚1000円、200枚1800円、300枚2700円のように、数の区切りごとに値段が決まっている場合が一般的です。
印刷枚数の区切り以外で発注する場合には、通常よりも値段が高くなる場合があります。可能な限り、設定された区切り数で発注するのが無難です。
また、納期も考えましょう。印刷所にも繁忙期があり、繁忙期に依頼すると必要な時期に手に入らない可能性があるのです。
イベントでノベルティを頒布したい場合には、何がなんでも間に合わせなければなりません。早めに付箋の仕様を決め、可能な限り繁忙期を避けて発注できるように心がけましょう。
渡す相手を考える
付箋は喜ばれることが多いノベルティですが、わたす相手を考えることが重要です。相手に合わない付箋を渡しても使いづらく、販促効果は見込めません。
会社員であればシック、学生であれば、ポップなデザインとなるよう心がけましょう。年齢や性別を意識することも必要です。
ノベルティの付箋を作るときにかかる費用
付箋は少額でも制作可能なノベルティですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか。値段に大きく影響するのは、形態、印刷範囲、発注数です。
形態
形態によって、値段に大きな影響があります。最も安価な付箋は50円ほどですが、付加価値をつけるほどに高くなっていきます。
メモパッド、ペン立てなどがセットになっているものだと約400円です。ケースの印刷によっても値段は変化します。また、シンプルな紙なのか、デニム調、レザー調などの凝った印刷にするのかによって値段が変わります。
ケースの素材も、しっかりとした素材は高価となり、質と値段は比例するといえるでしょう。付箋の素材は、紙またはフィルムですが、素材が金額に与える影響はほとんどありません。
印刷範囲
印刷範囲が少なければ安く、多ければ高くなります。ケースのみに印字する場合、印刷範囲が少ないので比較的安価に制作可能ですが、付箋自体への印字は、多くの費用を見積もる必要があります。
付箋の一枚一枚全てに印刷することになるためです。しかし、付箋への印字は販促効果に直結するため、予算と相談して印字したいものです。
発注数
一般的に、発注数が多いほど単価は安くなります。たとえば、100個だと単価192円のものが、10,000個だと117円まで単価が下がります。
ノベルティは無料で配布するものなので、可能な限り多く発注し、単価を抑えたいところです。同時に、発注数の区切りも意識しましょう。
印刷所は、発注数の区切りごとに値段設定をしているのが一般的です。印刷枚数の区切り以外で発注する場合には、値段が高くなる場合や、発注を依頼できない場合があります。設定された区切り数で発注することを心がけましょう。
まとめ
ノベルティとしての付箋のメリット、注意すべきポイント、費用について解説してきました。付箋は老若男女全てが使用する文房具であり、ほとんどの人に喜ばれるノベルティです。
販促効果が高く初心者でも作りやすいなど、もらう側だけでなく、制作する側にも多くのメリットが生まれます。付箋を制作する際には、デザインとコストのバランスを考えることと、わたす相手を意識する必要があります。
何より重要なことは、希望するデザインや印刷数を、印刷所が引き受けてくれるかどうかです。トラブルにならないよう、早くから仕様を確定し、早めに依頼することが重要です。付箋を検討している方の参考となれば幸いです。