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特色印刷で同人誌は作れる?フルカラーとの違いや注意点をご紹介!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/21

特色印刷で同人誌は作れる?
同じ趣味を持った人たちが共同で発刊する同人誌ですが、大切な工程の1つが印刷です。印刷方法にも様々な方法があります。たとえば一般的な印刷方法でもあるフルカラー印刷ではパールのような特殊な色合いを出すのは難しいため特色印刷があります。今回は同人誌を印刷する際のフルカラー印刷と特殊印刷の違いや注意点を解説していきましょう。

特色印刷とは

通常のフルカラー印刷は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色で配合や濃度を変化させ印刷はしていきます。しかし、この4色だけでは金やパールのような美しい色を再現するのはとても難しいのです。そのため、鮮やかな蛍光色のように目立つ仕上がりを求めるなら特色印刷を選ぶのがよいでしょう。

調合された特色インキ

印刷物により通常の印刷だけでは、どうしても濁りが出てキレイに表現できない色もあります。特に金や銀、他にもメタリックカラーやパステルカラーなどインパクトを与える色を求めてインキを調合する場合があり、調合されたインキを特色インキと呼びます。特色インキを使用した印刷で理想の色を再現できるのです。

各メーカーの色見本帳

色にはたくさんの種類があります。赤といっても明るい赤から暗めの赤まで無限にあるのです。そのため、顧客が要望する色をすぐに出せるよう特色インキにはインキメーカーが出している色見本帳があります。印刷会社は色見本帳を元にお客様が希望する色を把握、提案することでイメージに合う色を紹介しているのです。

どんな色でも調合できる特色インキ

4色が基本となっているフルカラー印刷は、インクを濃淡調整しながら一度にいろんな色を表現していきます。しかし、出せる色の種類には限界があります。一方の特色印刷では調合されたインキで蛍光色やパステルカラーのような特別な色が再現できるのです。つまり、どちらにしてもメリットとデメリットが存在するというわけです。

フルカラー印刷との違い

一般的に多く利用されているフルカラー印刷ですが、4色のインクを重ね合わせすべての色を再現します。しかし、限られた4色のみでフルカラー印刷した場合には理想とする色を出せない場合が多いのです。

特色印刷でイメージ通りの色を再現

4色だけのフルカラー印刷で理想色を求めるのは難しい場合があります。たとえば、4色を重ねて印刷すれば、色が濃くなったり濁ったりする場合があるのです。そのため、フルカラー印刷でイメージ通りの色を出すのはとても難しくなります。

しかし調合されたインキを使用した特色印刷では、理想色が再現しやすくなるのです。特色印刷ではインキを調合してイメージ通りの色を無限に作り出せるといっても過言ではないでしょう。したがって、限りなく理想とする色に近づける印刷物の仕上がりになるのです。

色見本帳で理想色を伝える

特色印刷を依頼する際は、仕上がりのイメージを伝えるために印刷会社へ色見本帳を使用して希望する色を伝える必要があります。理想の赤といっても人それぞれに想像する色は異なります。

しかし、色見本帳は世界共通なので言葉では、伝えるのが難しい色も世界各国へ伝えられるのです。そのため、イメージする色を印刷会社へ簡単かつ正確に伝えられます。

コスト面での違い

フルカラー印刷は、4色が基本色と決まっているのですが、特色印刷は調合したインキを使用するためコストが上昇する場合があります。

しかし、必ずというわけではなくインキの量が少ない1色や2色での印刷などではコストが低く抑えられる可能性もあるのです。コスト面等は依頼する印刷会社と事前相談しておきましょう。

特色印刷におすすめの印刷物

フルカラー印刷と特色印刷の違いはお分かりいただけたでしょうか。では実際に特殊印刷を使用する場合にはどのような物がよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。こちらでは特色印刷がおすすめの印刷物を解説していきます。

インパクトや美しく仕上げるために

長期的に利用されるものや視覚的にもインパクトを与えるデザインなど強くアピールしたい仕上がりを求めるなら、特色印刷を選択するのがよいでしょう。数多く並ぶ印刷物のなかでもしっかりとした存在感をアピールできるでしょう

差別化を図るには効果的

特色印刷ではフルカラー印刷の4色では出せない金や銀、パールなど特殊な色を出すために使用されます。たとえば、高級感や表現力を出すために使用されるケースもあり、他の印刷物と差別化を図るためにはとても効果的な印刷方法なのです。

安定性のある色を確保

一般的なフルカラー印刷でも神への転写は可能なのですが、同じ色を表現し続けるのは困難になります。しかし、特色印刷なら調合されたインキで安定性ある色を表現し続けるのが可能になるというわけです。

ただし、フルカラー印刷とは異なりコストが割高になる可能性があるので注意が必要になります。版数を減らしてコストダウンさせるのか、割高でも版数はそのままで美しい特色印刷を選択するのか、思案するところでもあるでしょう。

特色印刷を依頼するときの注意点

同人誌の印刷はオンラインからでも24時間印刷が依頼できる印刷会社もあります。しかし、印刷を依頼する場合には様々な注意点があるのです。

特に表現力やインパクトを与えられる印刷方法の特色印刷を依頼するのであれば、イメージ通りの仕上がりになるようしっかり伝えておかなければ依頼後のトラブルに発展する可能性もあるのです。

印刷方法は明確に伝える

特色印刷を希望しているのであれば、依頼する印刷会社へしっかり伝えておくのが大切です。特に印刷方法では、注文時に特色印刷で指示がされていない場合、もしデータ上で特色印刷の指示があったとしてもフルカラー印刷とされる場合があるのです。

また、入稿データは圧縮して送信する必要があり、個別圧縮は避けるなど印刷会社によりそれぞれの注意点が設けられています。入稿する前には印刷会社の注意事項をしっかりチェックしておかなければイメージ通りの仕上がりにならないだけではなく、トラブルの原因にもなる恐れがあるので十分注意しておきましょう。

紙質により色が変化する

特色インキと紙は相性があるので注意が必要です。紙によっては同じ色でもインキの吸収や発色により仕上がりが大きく違ってきます。そのため、イメージも異なる場合があるのです。どんなに色見本帳で理想の色を印刷会社に伝えていたとしても、用紙の紙質によりイメージ通りの色が再現できない場合があります。

理想の色が再現できるように印刷会社との事前相談や色校正紙の取り寄せなど細かい打ち合わせが必要になってくるのです。理想の仕上がりになるように、納品前には試し刷りなどで状態を確認するのがおすすめです。

コスト面での相談は大切

特色印刷での依頼であることは早めに伝えておく必要があります。また、工程のたびに印刷会社への相談や打ち合わせをすればよりイメージ通りの印刷物に仕上がるのです。

また、特色インキは独自に調合する場合もありますが、インキ会社から取り寄せる場合もあります。希望の仕上がり日時やインキを取り寄せて作成した場合には通常料金よりも割高になり、予想金額より上回る可能性もあるのです。トラブルを発生させないためにも細かい打ち合わせが必要になるのです。

まとめ

今回は同人誌を作成する場合の印刷について解説してきましたがいかがでしたか。印刷の工程にフルカラー印刷と特色印刷があります。美しく表現力やインパクトのある仕上がりを求めるなら特色印刷を選択するとよいでしょう。フルカラー印刷では表現の難しい鮮やかな色が再現できます。しかし、場合によっては予想していた以上にコストが上昇してしまう可能性があります。オンラインで簡単に自動見積もりができる印刷会社もあります。まずは見積もりを出してみて印刷会社を決めるのも良いのではないでしょうか。印刷会社もそれぞれの特徴を持っています。理想の仕上がりになるような印刷会社を探してみるのもおすすめです。

 
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