【2022年版】同人イベント・即売会の年間スケジュールとは
同人即売会などのイベントは、ファンにとっては待ちに待った一大イベントですよね。いつどのようなイベントが開催されるのか抑えておいて万全の態勢で臨むようにしたいところです。ここでは、各月の開催予定のイベント、大小合わせて毎月開催の同人即売会について解説します。
5~6月開催予定のイベント
5月5日、東京ビックサイト東4、5、6ホールにてオリジナル同人誌即売会の「COMITIA140」を開催。時間は11:00~15:00。
参加規模は3000のサークルまたは個人です。5月21日から22日、東京ビッグサイト西展示棟1、2、3、4・南展示棟1、2、3、4(西&南ホール全館)にてオリジナル作品の展示、販売、パフォーマンス等を行う「デザインフェスタvol.55」を開催。
時間は11:00~19:00。参加規模は、2日間で5000ブースです。6月12日、池袋サンシャインシティにてオールジャンル同人誌即売会を行う「サンシャインクリエイション2022summer」を開催。時間は11:00~15:00。
7~8月開催予定のイベント
7月23日から24日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「星に願いを。2022」を開催。時間は10:00~15:00。8月21日、インテックス大阪にてオリジナル同人誌即売会の「SUPERCOMICCITY関西28」を開催。8月28日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「GOODCOMICCITY28」を開催。
9~10月開催予定のイベント
9月4日、東京ビックサイト東1、2、3、8ホールにてオリジナル同人誌即売会の「COMITIA141」を開催。時間は11:00~15:00。9月18日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「TOKYOFESSep.2022」を開催。
10月16日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「TOKYOFESOct.2022」を開催。10月30日、インテックス大阪にてオリジナル同人誌即売会の「OSAKAFESSep.2022」を開催。
11~12月開催予定のイベント
11月3日、マリンメッセ福岡にてオリジナル同人誌即売会の「COMICCITY福岡57」を開催。9月4日、東京ビックサイト東1、2、3、4ホールにてオリジナル同人誌即売会の「COMITIA142」を開催。時間は11:00~15:00。
12月11日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「DozenRoseFes.2022」を開催。12月18日、東京ビックサイトにてオリジナル同人誌即売会の「COMICCITYSPARK17」を開催。
同人即売会は大小合わせて毎月開催
上記のような大規模な開催のほかにも、地方でさまざまなイベントが開催されていますが、大規模なイベントのほとんどは東京で行われます。もちろん地方からも飛行機や新幹線を乗り継いだり、車を何時間も運転したりして毎度参加している同人ファンの方もいますが、若い人をはじめとした地方の方はなかなか毎度足を運ぶのが難しいというのが実状です。
このような方のために「地方に住んでいても同人誌を手軽に楽しんでもらいたい」「地方独自の取り組みやイベントを行い、独自色のある催しにしたい」「地方でもイベントを行うことで同人誌の普及につなげたい」という考えから設置されているものです。
たとえば、東京で定期的にイベントを開催しているCOMITIAは東京以外にも、大阪、名古屋、新潟、北海道、福島、福岡の6都市で、年1、2回イベントを開催されています。これはCOMITIA本体とは主催団体は同一ではなく、COMITIAの運営思想、趣旨に賛同したスタッフが独自に主催組織を結成し、運営しているものです。
それぞれのサークルや個人が協力しあって販売会などのイベントを地方でも盛り上げていこうという意欲的な取り組みです。地方に住んでいる同人誌ファンにとっては非常にありがたいものであることは間違いないでしょう。大阪では、9月19日、京都パルスプラザ大展示場にて創作漫画同人誌展示即売会の「関西コミティア65」を開催。
10月9日、マイドームおおさか第三会議室にて見本誌読書会の「関西コミティア65」を開催。名古屋では、10月2日、名古屋国際会議場白鳥ホールにて創作漫画同人誌展示即売会の「名古屋コミティア61」を開催。新潟では、7月3日、新潟市マンガの家にて見本誌読書会を開催。11月20日、朱鷺メッセ展示ホールAにて創作漫画同人誌展示即売会の「新潟コミティア55」を開催。
北海道では、6月19日、札幌市民交流プラザ2Fミーティングルーム、6月25日、26日、洞爺湖観光情報センター2F、9月4日、札幌市民交流プラザ3階クリエイティブスタジオにて見本誌読書会を開催。福島では、8月21日、須賀川市民交流センターtette「たいまつホール」にてオールジャンル同人誌展示即売会の「ADVENTURES-オリジンⅡ」を開催。
12月11日、ビッグパレットふくしまにてオールジャンル同人誌展示即売会の「THEADVENTURESproject017」を開催。福岡では、10月30日、西日本総合展示場AIM3Fにて創作漫画同人誌展示即売会の「九州コミティア6」を開催。各地で精力的に活動しているのがわかります。なお、上記の見本誌読書会というのは、その名の通りひたすら同人誌の読書を楽しむ場です。
同人誌の見本は運営側が用意してくれ、簡単な本人情報を記入して借りることができます。開催時間内であれば、入室、退出も自由です。「同人誌に興味があるけど、どのようなものなのか買う勇気がない」「とりあえず気になるものを読んでみたい」「最近の動向を知りたい」といった方の要望に答えてくれる非常に良心的なイベントです。
参加費もかかりませんので、気になる方は参加してみるのもよいでしょう。同じキャラクターや漫画が好きな方やクリエイターの方と交流ができたり、情報交換ができたりするかもしれませんので、そのような点からもメリットのあるものでしょう。創作漫画同人誌展示即売会は、その名の通り実際にサークルや個人が作成したものを直接購入できるイベントになります。
場所によっては入場料が必要な場合があります。地方では年に1回程度の開催なので、スタッフやサークルなどの方の気合の入り方は半端ではありません。規模こそ東京には及びませんが、東京とは一味も二味も違った独特の雰囲気を楽しむことができ、地元のローカルな情報も手に入れられることが魅力といえるでしょう。
大小さまざまなイベントがありますが、同人誌に関わる方は近年のコロナウイルスの影響でイベント販売からの売上はもちろん、活動自体を大きく制限されるなど多大な影響を受けてきました。
現在、徐々にイベントの回数は増えてきましたが、会場に一度に入ることができる入場者数の制限、検温、消毒などの基本的な感染対策はもちろんのこと、入場の際にはワクチンの接種証明や陰性証明、厚生労働省が開発、提供している新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のインストール、登録を求めることなどの取り組みを行なっています。
少しでも活動の幅が広がるように努力を続けています。現在の状況だからこそ、小規模であっても各地でイベントを開催する意義がますます増大しているといえます。
イベントに参加する際は、参加条件やブースの利用方法といった要綱をしっかりとチェックしておくようにしましょう。同人誌のイベントは海外でも非常に人気があるので、世界中に開催を楽しみにしているファンがいます。
中でも、日本の東京ビックサイトは「聖地」などといわれるほどで、国内外から多くの方が押し寄せます。新型コロナウイルスが収束して、早くかつての賑わいが戻ってきて欲しいものです。
まとめ
各月の開催予定のイベント、大小合わせて毎月開催の同人即売会について解説しました。同人誌のイベントは東京だけでなく、日本各地で行われています。組織の運営は容易ではありませんが、非常に熱意のあるスタッフやサークル、個人の方によって精力的に開催されています。上記を参考に、興味のある方はイベントに出かけてお気に入りの一冊を見つけてみてください。