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同人誌印刷業者に再販の依頼をすることは可能?

公開日:2019/08/01  最終更新日:2019/07/05

同人誌を作るときにはおよそこのくらいの部数があれば良いだろうと大まかに試算して発注するのが一般的です。

しかし、実際に販売してみると注目を浴びて、想定していた以上に売れることもあります。

売り切れてしまったから再販したいと思ったときに、印刷してもらった業者に依頼することはできるのでしょうか。

 

再販の依頼は歓迎してもらえるのが一般的

同人誌の印刷を依頼した業者に再販したいから手伝って欲しいということを伝えると、一般的には歓迎してもらうことができます。業者としては新たに依頼をもらったのと同じようなものなので、たくさん発注してくれればそれだけ儲けられるのは明らかでしょう。

一度やり取りをしたことがある人にリピートしてもらえるのは業者にとってはありがたいことで、次に何か出版したいと思ったときにも利用してくれると期待できます。それに加えて、人気が高い同人誌を手がけた業者だということが世の中に知られれば、あの業者に頼むと良い仕上がりになって売れるかもしれないと思ってくれる人が増えるとも考えられるでしょう。そのため、再販したいという依頼に対して前向きに協力する姿勢を取ってくれることが多いのです。

ただ、言葉では歓迎してもらえても、料金やサービスの面でお得な対応をしてくれるかどうかはわかりません。業者によってはリピーター割引を適用してくれたり、お得意様ということで優先的に作業をしてくれたりすることもあります。一方で料金もサービスも通常と全く同じになるという場合もあるので同じ業者に依頼するのが本当に良いのかは簡単には判断できません

再販の依頼をしようと思っている人は、そのほうが手間がかからなくて済むはずだからと考えていることがよくあります。確かに一度は話をしている業者なのでどんな対応をしてくれるかがよくわかっていて交渉などもしやすいでしょう。何度もやり取りをした経験があると、レスポンスがどんな感じで返ってくるかも想定できるのでストレスが少ないとも考えられます。

手続き的にも簡略なのではないかと思う人もいますが、実は手続きについては一概に簡単だとは言えません。その実態についてもよく理解しておきましょう。

 

どのような手続きになるかはケースバイケース

再販のときにはすでに入稿したデータを業者が持っているはずだから、必要冊数だけ連絡すれば納期と費用を計算してくれるだろうと思うかもしれません。確かにこのような対応をしてくれればスムーズに増刷することができますが、必ずしも理想的な形で対応してくれるわけではないので気をつけましょう。

納品してもらうまでにどのような手続きが必要になるかは、初版の申し込み時にどんなプランを選んでいたか、業者に柔軟な対応力があるか、どれだけの年月が過ぎているかによってかなり違うのです。

業者が用意している料金プランにはさまざまなものがあります。ロット数やカラー、紙質などの組み合わせで違うプランになっていることもよくありますが、増刷に関わる条件も含まれていることも珍しくありません。

データを保管しておいてくれて、希望に応じていつでも製本して送ってくれるオンデマンドサービスが含まれているプランもあります。業者によってはこのような対応を標準サービスにしていて、逆にオンデマンドの対応をしない代わりに安くなるプランを提供していることもあるでしょう。

データを保管してくれる仕組みになっているなら、基本的には必要部数だけ連絡すれば納品してもらえます。しかし、データを保管していない場合にはあらためて入稿しないと同人誌を作ってもらうことはできません。業者に柔軟な対応力があればデータがない場合でもスムーズに印刷してもらうことができます。

以前に相談したときに話した内容が顧客情報として保管されていたり、当時の担当者がまだ現場で働いていて覚えていてくれたりするとどんな形で仕上げれば良いかがすぐにわかるでしょう。データさえ入稿してもらえれば色合いなどの微調整も以前の通りにおこなって満足できる仕上がりにしてくれます。

ただ、柔軟性があまりない業者の場合には初めて入稿するのと同じプロセスを辿ることになり、納品までのやり取りに時間も労力もかかってしまう可能性があるので注意しましょう。

一方、初版を出してからまだ月日がほとんど経っていないという場合には手続きが簡単で済む可能性があります。当時の担当者がいる可能性が高いだけでなく、データを消してしまう契約になっていたとしてもまだ残っていることもあるからです。数ヶ月程度はデータを残しておき、希望に応じて増刷したり、手直しをしたものを出版したりできるようにしてくれている業者もあります。

また、業者が使用しているパソコンやプリンターなども変わっていることはあまりありません。使っている機材が変わってしまうと色合いなどが変化してしまうリスクがあるため、サンプルを準備してもらって微調整をしなければならないのが通例です。

年月が経ってしまっているとサンプルを確認する必要が生じがちですが、まだあまり月日が経っていないならこのような手間も省くことができるでしょう。この場合にもデータを入稿する必要がなく、連絡一つで印刷してもらえるのでスピーディーに新しいものが手に入ります。思い立ったらできるだけ早めに業者と連絡を取ったほうが良いのです。

 

念のため見積もりを取って決めよう

もともと再販を依頼するつもりで該当する料金プランを選んでいたのなら、あまり迷うことなく依頼してしまっても問題はないでしょう。しかし、増刷を見越していなかったときにはデータも入稿し直さなければならないなど大変な手続きをしなければならないこともあるのは確かです。

特に取り決めがなされていない場合には納期や料金がどうなるかも依頼を検討している段階では判然としないでしょう。歓迎してくれるからお任せしてしまうというのも悪い考え方ではありませんが、念のため見積もりを取ってから判断するのが賢明です。

見積もりを取ってみると納期がいつで、費用がいくらなのかが明確になります。費用の内訳を見てみると再販を依頼したことによってお得になっている部分があるかどうかも判断することができるでしょう。

初版を依頼したときの見積もりと比較してみるとお得かどうかはさらにわかりやすくなります。データ入稿を速やかにおこなえるのを前提として納期を設定していることが多いですが、もしすぐに送れない理由があるなら入稿日がいつになるかを伝えて見積書を作り直してもらうのが賢明です。

このように見積もりをよく吟味してみて、あまり得がないと感じたら、他の業者に依頼するのも検討してみても良いでしょう。出来栄えがかなり変わってしまう可能性がありますが、試しに他の業者にも相談してみるのも決して悪いことではありません。

料金や納期でメリットがあり、完成度も十分に納得できるならその業者に依頼するに越したことはありません。逆に、このように比較してみることでやはり最初に依頼した業者のほうが優れていると気づくこともあるでしょう。

 

初版を依頼した同人誌印刷業者に再販の依頼をすると通常は歓迎してもらえます。料金やサービスなどで優遇されるとは限りませんが、少なくともやり取りに慣れているだけ楽になるでしょう。

データの入稿が必要かどうかは、選んでいた料金プランや業者の柔軟な対応力によって左右されます。手続きが大変になるケースもないわけではないため、それに見合った料金や納期かどうかを判断するために念のため見積もりを取ってから依頼するかを判断しましょう。

 
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