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同人誌のおまけにつける無配は自分で作る?印刷所に依頼する?

公開日:2022/04/15  


同人誌とは、同じ考えや趣向を持つサークル、団体または個人によって制作される雑誌や機関誌のことを指します。同人誌の魅力は、製作過程に出版社が介入しないため自由な表現ができる点です。また、同人誌はおまけやフリーペーパーを顧客に配布することがあります。本記事では、おまけやフリーペーパーの作成方法ついて解説しましょう。

同人誌と一緒に無配を作るメリット

漫画や小説などを出版する際は、出版社を経由して編集や製本を行うことが一般的です。そして、完成した本は、街中で見かける書店や大手通販サイトなどで販売が行われます。

一方、同人誌の場合は、漫画や小説とは作り方が異なるのが特徴です。そもそも同人誌は、同人と呼ばれる同じ考えや趣向を持つ方が集まり、団体やサークルとなって出版を行います。そのため、執筆や編集、製本などの制作過程に出版社が介入することがないのです。

したがって、同人誌と漫画・小説の最も大きな違いは、表現の自由度の高さにあるといえるでしょう。

また、小説や漫画などは、商業誌として世に送り出されます。商業誌とは、出版社が営利を主な目的として発行するもののこと。つまり、作品を出版して収益を得られるかどうかという点がもっとも重要視されるのです。したがって、漫画家や小説家が主なストーリーや絵の構成を考えつつ、出版社の意向や編集者の指示に従わなければならないことがあるでしょう。しかし、出版にかかる費用や広告宣伝費はすべて出版社が負担するため、作家が製本費用などを費用することはありません。

また、大手の書店などに本が並べられたり、本によっては宣伝広告を大々的に実施してもらえたりする場合があります。このことから、多くの人に認知され、手に取ってもらいやすくなるのが商業誌の魅力なのです。

一方、同人誌の場合は、表現の自由度が高い分、制作にかかる費用や準備をすべて団体やサークルが負担する必要があります。また、同人誌は一般的な書店に並べられることはなく、個人間での売買やコミケでの販売が主な流通経路です。

そして、同人誌は営利目的ではないにしても、せっかく作った作品をできるだけ多くの人に見てもらったり、購入して欲しいと考えたりする方が大半ではないでしょうか。そこで、同人誌の販売会では、同人チラシ、同人ペーパー、フリーペーパーなどと呼ばれる宣伝用紙またはおまけが一緒に配布されるケースがあるのです。

同人ペーパーやおまけは、サービスの一環として無料で配布されることから無配と呼ばれています。無配を配ることのメリットにはさまざまなことが挙げられますが、まずはファンに向けたサービスと宣伝の両方に効果に発揮できることがメリットでしょう。無配では、イラストのおまけや次のイベント参加情報、運営しているSNSの情報などを自由に記載できます。

そのため、ファンサービスとして、かつ新規の人には宣伝広告としての効果を発揮することが可能なのです。また、同人誌の本誌には書ききれなかったキャラクターの裏設定や小話を記載することで、ファンとの距離を縮める効果も期待できます。さらに、同人誌を販売する方の中には、あまり利益を得たくないと考える方が一定数いるようです。そこで、無配を作成することで、ファンに利益を還元できるでしょう。

無配を自分で作るメリット・デメリット

同人誌の販売時のおまけとして配布される無配は、自分で制作できます。自分で作ることのよさは、コストを抑えることができたり、自分で手間暇かけて作ったという達成感などを感じられたりすることでしょう。ただし、自分で作ることは、メリット・デメリットの双方があるため、失敗のないように慎重に制作を進めなくてはなりません。

たとえば、家のプリンターで印刷する場合は、一番コストが安くなります。しかし、プリンターの種類によっては、使用できる印刷用紙が限られている場合があるでしょう。また、時間がないから手間をかけたくないという方にも自宅での印刷はおすすめしません。コンビニで印刷する方法は、業務用プリンターならではの綺麗さ印刷できることが魅力です。

さらに、コンビニプリントの場合は、用紙サイズが家庭用プリンターより豊富に用意されていることが多くなっています。そのため、コストを抑えつつ、A4以外の特殊なサイズで印刷したい場合は、コンビニプリントが最適でしょう。

ただし、コンビニのコピー機にセットされている用紙は、コピー用紙となっています。つまり、こだわった用紙を使用したい、色付きの用紙を使用したいという方はコンビニでプリントすることが難しいでしょう。ただし、自分で無配を作るのは締め切りが存在しません。そのため、ぎりぎりまで時間をかけられる点も自作のメリットだといえるでしょう。

無配を印刷所に作ってもらうメリット・デメリット

同人誌の本誌を集中して制作したいという場合は、無配の印刷を業者に外注することをおすすめします。自作した無配のデータを印刷所に持ち込むことで、希望通りに印刷してもらうことが可能です。印刷所にプリントを依頼することのメリットは、プロならではの印刷技術で美しい仕上がりになるということや、印刷の手間がかからないということが挙げられます。また、紙の種類やカラーも自由に選択できるため、デザインの幅が広がるでしょう。

さらに、紙1枚にプリントした形式の無配だけでなく、小冊子形式で作成できるものもあります。冊子にするとページごとに項目が分けられるため、情報を見やすく整理できるでしょう。たとえば、団体のプロフィール、活動状況、同人誌のキャラクターのイラスト集といったようにページを分けると、情報量が多くてもすっきりとまとめることが可能です。そのため、無配に記載したい情報が多すぎるという場合は、印刷会社に作ってもらうのがよいでしょう。

ただし、印刷会社に依頼するためには、ある程度事前に準備を進めておく必要があります。とくに、どのような用紙や構成にしたいのか決定していない場合は、まず打ち合わせからスタートしなければなりません。そして、プランが決定したら印刷期間を考慮して、指定の日時までにデータを納品する必要があります。

つまり、時間に迫られず自由に無配を考えたいという場合は、自作の方があっているといえます。また、自力で作るよりもコストがかかるという点にも注意しておきましょう。たとえば、8ページの小冊子を作製する場合、30冊印刷するのにもっとも安いプランで3,000円以上が費用の相場です。

さらに、印刷様式や使用する用紙、納期によっては100冊で1万円以上かかることもあります。つまり、せっかく同人誌を販売して利益が生まれたのに、きちんと計算していないと無配の制作費で利益がなくなってしまうことがあるのです。そこで、印刷所に無配を依頼する際は、事前に予算感や完成イメージを持った上で、期間に余裕をもって依頼しましょう。

 

同人誌の販売会では、購入者や購入を検討している方向けに配布する無配と呼ばれるものがあります。無配を配布することはファンサービスの一環となったり、購入を促進したりする効果が期待できるのです。また、無配は自分で作成する方法と、データを印刷会社に持ちこんでプリントしてもらう方法があります。どちらにもメリット・デメリットがあるため、自分に合うほうを選択するようにしましょう。

 
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