同人誌印刷業者に紙以外のグッズなどの印刷も依頼できる?
これから同人誌を販売する場合には、それなりの価値のあるものを作ることが必要です。当然内容自体も重要になりますが、内容だけでなく本の作り自体にもこだわりプロの腕を借りるのが一番です。
業者に依頼することで、質が高いものが出来上がりますので一回購入した人もリピートしてくれる可能性も高くなるでしょう。
名刺などを刷ってもらうことも可能になる
名刺は、ビジネスマンが使うものと考えている人もいるかもしれません。確かに、名刺を作っておけば名刺交換をするときにはとても役立ちます。ですが、何もビジネスマンだけが使うものではありません。
最近は、個人的に名刺を持っている人も少なくありません。特に多くの人と交流をする場合には、名刺があると自分自身のアピールにつながると同時に、いつまでも記憶に残る可能性が高くなります。
もちろんそのデザインによっても異なりますが、同人誌を発売している人が同時に名刺を作ることで同人誌を作った人とその作者を一致させることが可能です。会社で印刷してくれるような堅苦しいものばかりではありません。デザインも自由におこなうことができます。
例えば、同人誌に掲載されている人気の漫画の絵をそのまま名刺することも可能になります。そうすると、作者のイメージを強く印象づけることができるようになるにちがいありません。
そして、その作品を気に入っている人にとっては宝物になるものです。オンライン名刺とは、ビジネスマンの間で取引きされているものは単に名刺入れにしまわれているだけでほとんど活用の余地がありませんでした。
たまに、本を読むときにしおりの代わりにしている人もいますが、はっきりいってその程度しか活用する方法がありません。ですが、デザイン性に優れた価値のあるものならば、思わず飾っておきたい気持ちになってしまいます。飾っていくうちに、作者と作品名が一致して次の同人誌を発行した場合にもその人は再び購入してくれる可能性も少なくないです。
では、これを刷ることができるか問題になりますが、基本的に名刺に関しては刷ることは可能になります。印刷を専門的におこなっている業者の場合には、同時に名刺を刷っていることが多いです。
このように、商品の幅を広げることにより多くの受注を受けることが可能になるわけです。そうだとすれば、わざわざ同じような技術を使っているのに名刺だけ省く必要はありません。
ただ、業者の中には本に関するものを刷るだけでそれ以外におこなっていないところもありますので、はっきりいえば業者によって手がけるものは違うわけです。たいていのところは名刺を刷ることぐらいならば実現する技術はあります。
おおむね100枚あたり3,000円~5,000円ぐらいでできるでしょう。絵などを入れる場合には少し高くなりますので100枚当たり5,000円以上かかることもありますが、それが売り上げにつながるとすればそれぐらいの金額を出したとしても決して高いものではないでしょう。そのため、積極的に名刺づくりを考えておくのも良いです。
グッズ販売を展開する場合にも対応してくれるか
最近の印刷技術は、単に紙のものに限らずさまざまなものに利用することができるようになっています。
ちなみに、アイドルや有名なアニメなどでは、グッズの売り上げは非常に大きなものになっています。例えば、特定のアニメのホームページなどを見ると、たいていの場合グッズが販売されていることがわかるでしょう。
これを購入する人の心理を考えれば、アニメだけでは足らず身の回りにそのアニメに関連する商品を飾っておきたいという気持ちがあるからです。特に、持ち歩くものに関しては、そのアニメの主人公の絵柄が入っているようなグッズが魅力的に感じます。
友達同士で見せ合う場合も、自慢の一品として購入することもあります。このようにグッズの売り上げ自体は非常に大きなものになりつつあります。そのため、もし本格的に作るならば、業者の方にお願いをして作ってもらう必要があるでしょう。
クリアファイルレベルならば1枚当たりクリアファイルの値段が10円だとしても刷るのに30円ぐらいしかかかりませんので、これを100円で売ったとすれば60円の利益を出すことができます。
このように一つ一つどれくらいの利益が出るかを考えることで、それだけで小さな商売になる可能性があります。このように考えれば、自分の好きなマンガを書くことも決して作業ではなくなり本当に生活を支える楽しみにすることも可能です。
ただそうはいっても、ある程度人気のある人になるためにはしっかりとした内容を練らなければいけません。そのため、十分に腕を磨いておくことが重要になります。
マグカップなどを作ることができるのかが問題になる
グッズを販売するといっても、紙のものやクリアファイルのように平面のものに関してはできることが理解できたはずです。
では立体のものに関して印刷してくれるかが問題になります。よくある例としてはマグカップなどです。漫画やアニメのホームページなどを見ると、必ずマグカップが出てきます。
なぜマグカップが販売されているのか気になる人も多いでしょう。実はマグカップを販売するのにはしっかりとした意味があります。実はこれ自体は、原価が非常に安いものです。
印刷などを含めても、300円程度でできてしまうでしょう。冷静に考えれば100円ショップでもマグカップが売られていますので、それぐらいの金額で作ることは決して難しくないわけです。
印刷するといっても原価100円のマグカップに一個当たり200円の印刷料金がかかった場合でも300円なわけです。ですが、有名なアニメなどのホームページを閲覧していると、マグカップの販売価格が500円から600円程度ではなく1,000円から1,500円程度になっていることが多いです。
それでも好きな人は購入していきます。マグカップは立体的でずっしりとしているためほかのグッズとは異なり価値がありそうな気がします。それだけでなく、いつもコーヒーなどを頻繁に飲む人にとっては自分の好きなキャラクターが身近にいるような感じがするでしょう。
そのため、この制作を依頼してできあがったものを1,000円程度で販売すれば一個当たり700円程度の利益が確保できるわけです。印刷してくれる業者は多いですが、立体なものの制作に関しては業者が限定されることもありますので、よく調べておくことが必要になります。
同人誌を販売する場合にはこれを刷る必要がありますが、それに付随して単に名刺などの紙媒体のものではなくクリアファイルなどのグッズを印刷することも可能になります。
基本的に平面のものに関しては簡単に作ることができるわけです。一方で、よく有名なアニメのホームページなどではマグカップな販売されていることがあります。
これを売ることによりそれなりの利益を上げることができるでしょう。業者によっては、扱っていないこともありますがよく調べると作ってくれるところも少なくありません。