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同人誌作成の際に確認するべき入稿規定とは

公開日:2020/09/01  最終更新日:2020/09/09

同人誌の作成を印刷業者に依頼する際には入稿規定があります。オンラインから印刷依頼を出す場合にも「申し込みのタイミングで入稿規定を読んだか」を確認される場合があります。業者によって違いはありますが、一般的な入稿規定とはどのようなものなのでしょうか。この記事では入稿規定についてわかりやすくご説明します。

入稿規定とは一体どんなのなのか

同人誌の印刷を依頼するときには、内容を書いた原稿を用意して業者に渡すことになります。原稿を渡すことを「入稿」といい、その際のルールについて書かれているのが入稿規定です。業者は入稿規定に従って提出された原稿を、依頼を受けた方法で取り扱い、印刷などの作業を行います。つまり、入稿規定に反している場合には受け付けられないということもあり得るのです。

実際には「不備があるから修正した原稿を入稿して欲しい」といわれたり、提出の仕方を変えたりする必要が出てくることが多数です。場合によっては規定の中に、条件を満たしていなかった場合には追加料金がかかる、見積もりで提示した期間よりも長くなることがあると記載されている場合もあるので注意が必要です。

規定に盛り込まなければならない内容が法律などによって定められているわけではなく、業者がスムーズに作業を進めていけるようにするためのルールを独自に定めているのが一般的です。項目によってはただ業者の便宜を図ることだけが目的ではなく、入稿された原稿を利用者がイメージしていたような鮮明さで印刷し、満足してもらえるサービスを提供することが目的とされている場合もあります。

規定に盛り込まれているのは入稿方法、原稿のルール、入稿期限が主なもので、さらに規定に違反したときの対応について明記されているのが一般的です。この具体的な内容は業者ごとに異なっていますが、どんな内容が一般的なのかを項目ごとに確認しておきましょう。

入稿方法と原稿のルールの詳細内容

入稿方法については原本とその複写物を数部提出する仕組みか、データファイルで送付するのが一般的です。電子データから印刷するのが主流になったため、ほとんどの業者ではデータ入稿にのみ対応するようになっています。データファイルであれば何でもよいというわけではなく、詳細な規定が定められているのが一般的です。

たとえばデータ形式では、PDF形式しか受け付けないこともあれば、パワーポイントやワードのファイルに対応していることもあり、画像ファイルならほとんどのものに対応していることもあります。基本的には環境依存の問題をなくすためにPDFファイルが求められていますが、編集を要求する場合には不可能なので画像ファイルで入稿というのが一般的です。

画像ファイルの場合にも「TIFFとPNGには対応しているけれどJPEGやGIFには対応していない」など、業者によって選べるファイル形式が異なります。また、同じファイル形式だったとしても求められる解像度の規定がしっかりと定められていることが多いため、注意が必要です。フルカラーの原稿は600dpi、グレースケールなら800dpiなど、原稿の色数によって規定が異なる場合もあるので気を付けましょう。

色についてはすべてのページをフルカラーで納品して、指定したページはグレースケールで印刷してもらうというやり方もできる場合があります。ただ、業者によっては規定に別途費用を請求すると記載されていたり、そもそも色数を一致させた原稿しか受け付けなかったりすることもあるので注意しましょう。

原稿のルールについては、原稿のサイズについて定められているのが一般的です。サイズはB5、A5、A4が一般的ですが、業者によってはフリーサイズで対応してもらうことができます。気を付けなければならないのが、たとえばB5サイズの場合にB5ぴったりのサイズの原稿にするように規定されているとは限らないことです。

業者により違いがありますが、印刷の都合で3mmから5mmの余白を作るように指定されています。その余白部分は製本するときに切断されてなくなってしまうので、何も描かないよう注意しましょう。

また、表紙や裏表紙と背表紙もあわせて入稿することになりますが、これらもルールが定められているのが一般的です。一般的な指定としては、表紙類をすべて一枚続きにして原稿を用意する方法で、表紙と裏表紙の横幅に、さらに背幅を加えた横長の用紙に描く必要があります。

表紙と裏表紙のサイズは本文と一緒になっていて、背表紙を別に用意するというパターンもあり、両方とも選べる業者もあります。原稿のルールには色の設定に関するものが定められていることが多く、とくにカラー原稿の場合にはどのようなカラーを設定できるかが決まっていて、CMYKだけしか使えないこともあればRGB形式にも対応していることもあります。RGB形式の場合にはプロファイルの埋め込みが必要なことも少なくありません。

グレースケールのときには特にルールがない場合がほとんどですが、オプションについての規定がある場合があるので確認を忘れないようにしましょう。原稿のルールについては他にも細かな規定があることも多いので、しっかりと確認してから原稿を書き始めるようにしましょう。

たとえば、「見開きページを入れるにはどうしたら良いか」「カラーの口絵を入れたいときにはどうするか」といった内容についても詳細に書かれていることがあります。他にもソフトウェアのバージョンや、作業環境についてのルールの記載がある場合があるので注意が必要です。

入稿期限についての記載はケースバイケース

入稿期限について入稿規定には含まれず別に記載されていることもあります。業者によって入稿期限の設定の仕方が異なり、遅れた場合の対応も違うことから、その業者での対応が明記されているのが一般的です。契約するとき入稿しなければならないという業者もありますが、同人誌の場合にはいつまでに納品して欲しいかの希望がある場合が多いでしょう。

それに間に合うようにあらかじめ相談しておき、いつまでに入稿すれば良いかを明確にするという方法がよく選ばれています。納期に間に合うように印刷ラインなどを確保しておいてくれているため、遅れが生じてしまうと納期に間に合わなくなってしまいます。

そのため、入稿日に遅れたら追加料金がかかり、さらに納期が入稿してから何日以降になるといったことが記載されていることがあります。もっと細かな規定になっていることもあるので、詳しく読んでおくことが大切です。

 

同人誌の印刷を業者に依頼するときには入稿規定を熟読しておくことが大切です。入稿方法や原稿のルールについての詳細な説明が書かれていて、規定に則した形になっていないと修正を求められたり、追加料金が発生したりしてしまうことがあります。原稿のルールについては特に細かく記載されているため、原稿を書き始める前から確認しておかないと修正するのが大変になりがちです。

入稿規定の内容は業者によってかなり大きな違いがあることから、ある業者で印刷してもらおうと思っていた原稿を、別の業者に切り替えようとするとまた大変な作業になるでしょう。そのため、同人誌の印刷を依頼する予定なら、制作開始前に業者を決めておくのが大切です。そのほうが納期の調整もしやすいので、必要な期日までに仕上げてもらいやすいというメリットもあります。

 
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