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同人誌を自力で印刷する方法!印刷所に依頼するのとどちらがおすすめ?

公開日:2021/12/15  


WEB上や書籍などで同人活動をされている方はたくさんいます。その中には書籍を制作して自分の作品を形にしたい人もいるでしょう。冊子・書籍にするのであれば印刷して製本しなければなりませんが、印刷所に依頼するか自力で制作するかで迷うのではないでしょうか。そこで、同人誌を自力で制作する方法と難易度などを紹介します。

同人誌を自力で印刷する方法

自力で印刷する方法はコピー本です。原稿をコンビニのコピー機や家庭用プリンタで印刷し、本にした同人誌のことを指します。

コピー本には「袋綴じ本」「中綴じ本」「平綴じ本」の3種類があるので、それぞれについて解説します。

■袋綴じ本

難易度が一番低いのが「袋綴じ本」です。片面印刷した紙を二つ折りにし、印刷面を表にしてホッチキスで閉じる方法です。1枚のページが袋のようになって綴じてあり、分厚くなるのが特徴です。1枚の紙を山折りにして重ねるため、ページの配置は複雑ではありませんが、右綴じの場合1ページ目を右側にしたいときは左始まりに設定する必要があります。

■中綴じ本

袋とじ本より1つ難易度が高くなるのが「中綴じ本」です。両面コピーした紙を重ね、半分に折り中心をホッチキスで固定します。中央のページ順は気にすることはありませんが、たとえば30ページ構成の本であれば1ページ目と30ページ目、2ページ目と29ページ目は同じ面に印刷することになります。

ページ順が複雑になってしまうので手動での印刷設定は難しいですが、プリンタドライバの設定で「小冊子印刷」があれば簡単に印刷できます。両面印刷するときは、表と裏の向きが一緒になるよう気を付けましょう。通常のホッチキスでは本体を開いたまま綴じられないので、中綴じ用のものを使用すれば簡単です。

■平綴じ本

「平綴じ本」は難易度MAXのコピー本です。難易度は高いですが、見栄えがよくなるので見た目にこだわりたい方はこちらがおすすめです。簡単に説明すると、両面印刷した原稿を半分に折って重ね、折り目の山に接着剤を塗って固定します。固定する際は本の背をクリップなどで止め、接着剤を塗ったら辞書などの重いものを重しにして圧着させます。

最後に本全体の面を合わせる「化粧断ち」をするので、見た目もよいです。辞書などの分厚い本は、このように折り目の山を接着しているものがよく見られます。自力で制作できる本の中では1番見栄えがよいですが、工程が多いので時間がかかります。

同人誌を自力で印刷するのは正直大変!

制作する数が少ないといえども、自力で印刷し製本するのは大変な作業です。コピー用紙やインク切れを起こし、店頭まで走って買いに行くこともあるでしょう。慌てて間違った型番のインクを購入してしまったら店まで戻らなければいけないので、かなりの労力が削られます。

コピー本を制作するデメリットはたくさんありますが、ここでは4つ紹介します。

■すべての作業を1人でするのは大変

難易度が低い「袋とじ本」や「中綴じ本」であれば1つ1つの作業は簡単に見えます。しかし、32ページ構成(表紙2ページ+内容30ページ)の本を30冊作ると仮定すれば960枚のコピー紙が必要です。プリンターのインクも無限ではありません。機種やインクによっても変わりますが、インクカートリッジ1つで400枚~950枚ほど印刷できるというデータもあります。

さらに、装丁に工夫を施すのであればその分時間がかかります。1冊作るのに10分ほどで作れる場合でも、30冊あれば300分、つまり5時間かかる計算になります。「1~2時間で終わるかな」と軽く見ていたら6~12冊しか作れません。

もう1人いれば半分の時間で終わるかもしれませんが、スキル不足や予測不能の事態によって思っていた以上に時間がかかってしまう可能性もあります。場合によっては丸1日を製本作業に費やすことになるかもしれないので、しっかりとした計画を立てて準備しておくことも必要です。

■想像通りに製本できない

この記事を見ている方は、おそらく初めて製本しようと考えた方ではないでしょうか。たいていのことは1回目から完璧にできません。うまくできても「初めてにしては~」といわれるのが関の山です。

想像通りに何かを作りたいのであれば何回か練習が必要になります。同人誌の制作も同じで、最初からまったく非の打ちどころがないほど完璧にできるわけではありません。先ほど自作でできる製本の仕方を紹介しましたが、思っていたよりも簡単だと思った方も多いのではないでしょうか?

簡単に作ったものは、安っぽく見えてしまう傾向があります。やはり、初めて「本」という形にする作品はこだわりたい、という方も多いのではないでしょうか。この「想像通りに製本できない」という点が自力で同人誌を作成するデメリットの1つです。

■コンビニのコピー機を占領してしまう

自宅にプリンターがない、もしくは少しいい紙質で製本したいときはコンビニのコピー機を使用します。しかし、1台しかないコピー機を占領してしまうことになるので要注意です。ほかにコピーしたい人が店内にいて長時間待つような状況になれば、トラブルになりかねません。

そのほか、紙切れも発生する可能性があります。店員に伝えれば紙を補充してくれますが、作業に慣れていない店員であれば「補充の仕方がわからない」「紙を補充したにもかかわらずコピー機が紙切れのサインを出して印刷しない」などの問題が発生し、予想以上に時間がかかってしまいます。

■締め切りぎりぎりの製本になってしまう

コピー本のメリットの1つは、締め切り日をイベント開催の直前に設定できる点です。しかし、それはメリットでもありデメリットでもあります。なぜなら、ぎりぎりまで原稿が作れるからと原稿作りに夢中になり、製本が間に合わないという事態に陥りかねないからです。理想はイベント開催までにきっちりと本ができあがり、当日に備えて充分な睡眠をとることです。しかし、ぎりぎりまで原稿作業をしていればそれが叶うはずがありません。

さらにコピー本は慣れるまで品質が安定しないというデメリットも存在します。品質を上げたいのであれば印刷所への依頼が1番よいですが、自力で制作してコストカットしたいのであれば余裕を持って制作できるだけの時間が必要です。

同人誌は印刷所に依頼するのが無難

自力で制作すればかなりの労力が削られることから、同人誌の製本は印刷所に依頼するのが無難といえるでしょう。印刷所によって変わりますが、中には5部からという小ロットでの依頼を受け付けているケースもあります。

予算が決まっているのであれば財布と相談しなければなりませんが、印刷や製本にかかる時間を考えれば印刷所に依頼するのもよいでしょう。また、印刷所によって対応しているサイズや価格は異なります。希望通りの本が作れる印刷所を探してください。

■少ない労力で品質の高い本が作れる

印刷所へ製本を依頼するメリットはやはりこの2点でしょう。自力で制作すれば時間がかかる上品質も安定しづらいですが、印刷所へ依頼するのであればデータの送信だけで完了です。

さらに、イベント地へ直接発送してくれるところもあるので、当日寝不足のまま重い荷物を会場まで持っていかなくても済みます。このようにさまざまな面を考慮した上で、同人誌の制作は印刷所への依頼が無難であるといえるでしょう。

まとめ

同人誌の製本の仕方とデメリットを解説しました。自作も不可能ではありませんが、冊数が多いとかなりの時間と労力を費やします。それなりの冊数を用意するのであれば、印刷所へ依頼すると時間も体力も削られません。また、「品質の高い本を作りたい」「絶対に失敗したくない」と思うのであれば、印刷所への製本依頼をおすすめします。

 
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