おすすめの同人誌印刷所を比較形式で10選ご紹介!口コミでの評判も高い人気の業者を厳選!

同人誌印刷会社は同人小説も受け付けてくれる?

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/05/20

印刷会社

コミケなどの同人誌即売会では、漫画以外にも活字で表現するライトノベルをはじめとした小説本の人気も高いです。同人漫画に特化した印刷会社は数多くありますが、活字やイラストなどを組み合わせる同人小説の印刷にも対応しているのでしょうか。この記事では、同人小説の概要や制作の流れ、印刷する際の主な依頼先についてご紹介していきます。

同人小説とは

そもそも同人小説とは、どのようなものなのでしょうか。ここでは、同人小説の概要から主な種類までご紹介していきます。

同人小説の概要

自分の手で創作した作品を、何らかのオープンな媒体で発表することを「同人活動」と呼びます。なかでも有名なのが、独自の漫画作品を発表することであり、SNSなどに創作物を投稿したり、コミケなどに代表される同人即売会で、自分の作品を販売したりするのが主な活動内容となります。

「同人小説」とは、この漫画作品というのを小説に置き換えたものです。自身の完全オリジナルのストーリーを紡ぐ小説もあれば、漫画やアニメのキャラクター、設定などを活用し、自分の思い描いたアナザーストーリーを展開するものなど、さまざまなジャンルの同人小説が存在します。

一次創作系の同人小説

一次創作系の同人小説とは、設定や世界観など、独自が思い描いた完全オリジナルストーリーを展開する小説のことです。そのジャンルは多岐にわたり、ファンタジーやミステリー、恋愛、BLなどさまざまなストーリーが発表されています。なかには、ライトノベルのようにイラストや挿絵などを挟み、自身が生み出した作品の世界観を補完している小説も多く見受けられます。

二次創作系の同人小説

二次創作系の同人小説とは、漫画やアニメ、ゲームに登場するキャラクターや設定に基づき、自分が想像するアナザーストーリーやスピンオフなどを中心に描く小説のことです。

主に原作ではあまり深堀されなかったキャラのスピンオフや、自分の好きなキャラのアフターストーリーなどが創作されています。原作のキャラや設定を基準にしているため、物語の展開によって賛否がわかれる傾向にあります。

夢小説・妄想小説

「夢小説・妄想小説」とは、創作者自身を主人公・ヒロインに置き、実在する芸能人やアニメ・漫画などのキャラクターとのストーリーを描く同人小説のことを指します。恋愛系のストーリーが多いため、とくに女性人気の高いジャンルです。

同人小説の制作の流れ

趣味でSNSなどに投稿していた小説に読者ができた、何人かの友人や作家同士で同人小説を作ることになった、などという場合には、どのようにして同人小説を制作すればよいのでしょうか。そこで、同人小説を冊子化するまでの流れについてご紹介していきます。

原稿化する

これまで何らかの形で発表した小説があれば、それを印刷するために原稿化するところから始まります。Pixiv(ピクシブ)で小説を投稿しているという場合には、有料プランでPDF化できるサービスを活用することが可能なため、小説を冊子化する場合にはサイト内で原稿を完成させることができます。

Twitterなどに作品を投稿しているという場合には、Wordに文章を入力した後にPDFファイル化させて原稿を完成させましょう。印刷所では、PDFのデータをそのまま印刷できるため、縦書き・横書きなどの仕様やページレイアウトを事前に考えて進めておくことも大切です。

表紙作成

コミケなどの即売会で、自分の作品を一人でも多くの人に手に取ってもらうためには、魅力的な表紙を作成することは必要不可欠です。一からすべてから自分で行う必要があるという場合には、スマホで使用できる絵画ソフト「アイビスペイントX」などを駆使して、イラストや画像を表紙化させることができます。

印刷所の中には「アイビスペイント」対応テンプレが用意されていることもあるため、このテンプレに沿って画像編集をしていきましょう。また、この時に必要であれば表紙と一緒に挿絵も処理しておくのがおすすめです。絵師やイラストレーターなどにデザインを依頼し、寄稿してもらったイラストを表紙や挿絵に使用するという場合には、png形式などで保存しておくと便利です。

素材をデータ化させて印刷会社に依頼する

表紙・本文・挿絵などの素材が揃ったら、それぞれにわかりやすい名前を付けてファイル化させていきます。大容量のアップロードになるため、パソコンから作業することでスムーズに行うことができます。

印刷会社の中には、アップローダーを用意しているところもあるため、そこから表紙や本文などのアップロードを行って入稿完了となります。印刷所によって入稿方法はそれぞれ異なりますが、ほとんどの場合、PDFファイルでの入稿が基本となります。

同人小説を作るなら同人誌専門の印刷会社へ!

同人小説を制作する際には、同人誌専門の印刷会社に依頼するようにしましょう。最後に、同人小説の制作におすすめの印刷所についてご紹介していきます。

STARBOOKS(スターブックス)

STARBOOKSは大手の同人印刷会社です。オフセット印刷・オンデマンド印刷のどちらにも対応しており、1冊からでも発注可能なのが強みです。電子書籍化にも対応しており、STARBOOKSに依頼することによって、同人小説を専用サイトで販売できるメリットもあります。また、オンデマンド印刷の場合、納期も最短で6日と速く、何冊か新作を刷りたいという場合などにもおすすめです。

さらに同人小説向けのプランも用意しており、新書判などの変化判型にも対応しています。多くの同人作家がSTARBOOKSを利用して同人誌制作を経験していることから、実績も申し分なく、安心して同人小説の印刷を依頼できるでしょう。

POPLS(ポプルス)

POPLSは東京都福生市に本社を構える同人誌専門の印刷会社です。新書判・文庫本などにも対応しているため、冊数とページ数が多ければ多いほど割安感が生まれます。POPLSでは、コミケ会場への直接搬入が可能であるため、スケジュールを組んで原稿作成ができるというのも大きな強みといえるでしょう。

データ入稿が基本となりますが、Wordで入稿する際にも、体裁の作成方法などを丁寧にレクチャーしてくれるコンテンツが用意されているため、パソコンやソフトの扱いに慣れていない方でも、安心して原稿作成ができます。

プリントオン

プリントオンでは、豊富なオプションが用意されているため、他のサークルなどにはないオリジナリティ溢れる小説本を発行したいという場合に、おすすめできる同人誌専門の印刷会社です。装丁などをすべてお任せできるプランがあるのが特徴的であり、「自分のチョイスで選ぶのは不安」という場合には、プロが作品のイメージなどに合わせて最適な装丁などをすべて選んでくれます

日光企画

日光企画は数多くの実績を有する老舗の同人誌印刷会社です。オフセット印刷・オンデマンド印刷のどちらにも対応しており、オンデマンド・モノクロ・平綴じの親書判サイズであれば、ページ数が少なければ手ごろな価格で同人小説を制作できます。また、表紙だけをフルカラーオフセット印刷にしたい場合や、特殊加工をプラスしたいなどさまざまな要望にも柔軟に対応してくれるので安心です。

 

ここでは、はじめて同人誌を制作する方に向け、同人小説の概要や制作方法、おすすめの同人誌専門の印刷会社についてご紹介していきました。近年では同人誌制作のハードルも低下しており、パソコン1つあれば簡単に同人小説を創作できます。「これから同人小説の制作を始めたい!」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

 
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