同人誌の印刷業者は即日で印刷してもらえる?
急ぎで同人誌を印刷してほしいというニーズも多いですが、専門業者によっては即日対応してもらうことも可能です。ただし当日中に着手してもらうためには、依頼時間の締め切りもあり、具体的に何時頃に締め切りになるかは業者次第となります。
締め切り時間までに依頼すれば当日着手は可能
専門業者に雑誌などを作成してもらうためには、まずは業者とコンタクトを取った上で、作成してほしい旨を伝えます。そして専門業者に原稿などを渡した後は、作業が開始されることになりますが、通常は完成するまで数日かかるケースが多いです。
実際ある専門業者の場合は、作成依頼を引き受けてから商品を発送するまでに要する日数は3日程度であると明示しています。しかし専門業者によっては急ぎニーズに対応してくれることもあり、特別料金などを支払えば、当日中に作業に着手してくれるケースもあります。
その一例が上述の3日程度かかる業者で、急ぎ料金を支払った時に限り、当日中に着手してくれると明示しています。ちなみに上述の専門業者の場合は、割増料金は20%であると明示されていますが、もう少し安いプランもあります。20%分だけ支払えば当日中に作成することは可能ですが、割増料金を10%にするプランもあって、当日でなく翌日には着手してくれます。
それは何も上述の業者だけではなく、他の業者でも急ぎ料金を支払った時には、早めに対応してくれるケースがあります。ただし全ての業者が当日対応しているわけではなく、そもそも急ぎ料金のプランがない専門会社もあり、業者によってルールは異なるわけです。
なお当日着手が可能であるか否かは、依頼する時間帯に左右される一面もあって、やや遅い時間では難しいこともあります。というのも上述の当日対応が可能な業者の場合、朝8時半というルールを採用していて、その時間までに依頼しなければなりません。
ですから例えば8時45分などにその業者に依頼をしても、当日対応するのは難しくなり、翌日プランで依頼するしかありません。ただ依頼に関する締め切り時間は業者によって異なり、上述のように8時半までに依頼するのではなく、もう少し遅い時間でも問題ない業者もあります。
上記とは異なる業者ですが、入稿に関する締め切り時間は9時半に設定されていますから、たとえ8時45分に依頼しても当日対応は可能です。そうかと思えば別の業者では、締め切り時間をかなり細かく区切っていて、9時半や12時半や15時30分などのプランがあります。
その業者の場合は複数の時間コースがあって、9時間プランや6時間プランなど色々ありますが、商品引き渡しの時間目安を18時半に設定しています。なぜ上述のように12時半という締め切り時間になっているかと言うと、6時間プランで作成する場合は、終了時間も18時半になると見込まれているからです。18時半を締め切り時間に設定していますから、3時間プランで契約した場合は、15時30分が入稿の締め切り時間になっているわけです。
ですから依頼の締め切り時間に関するルールは業者によって異なりますが、少なくとも指定された時間までには原稿を渡す必要があります。基本的には午前中に原稿を渡すことができれば、当日中に着手してもらえるケースが多いので、なるべく午前中に連絡するのが望ましいです。
当日依頼でも対応してくれるかどうかを確認する方法
指定の時間までに手続きを済ませれば、専門業者に着手してもらうことは可能ですが、中には臨機応変に対応してくれる業者もあります。例えばある専門業者の場合は、最終的な締め切り時間は15時までと設定されていますが、相談してみれば臨機応変に対応してくれる可能性があります。
その業者の場合は、過去には16時台に同人誌制作の依頼を引き受けたこともありますが、その際はボリュームが非常に少なかったからです。そもそも専門業者による作業が完了するのは、ボリュームに左右される一面があって、大量の冊子を作るのは時間がかかります。例えば20冊だけ作って欲しい時には、せいぜい2時間程度で作業が完了しますが、50冊作成するのは5時間目安といった具合です。
作成してほしい冊子の部数が多くなれば、必然的に作業時間も長くなるわけですが、人によってはボリュームがあまり多くないこともあります。とてもボリュームが少ないので、せいぜい1時間や2時間程度あれば作業が完了すると判断された時には、16時などに対応してくれることもあるわけです。
ただしボリュームがあまり多くないとしても、16時に対応するのは少々難しいケースもありますから注意が必要です。というのも専門業者としても、対応できる依頼の件数には限りがあって、多忙な時には対応するのが難しいケースもあります。
たとえ作成してほしい冊子の数が10程度でも、専門業者が非常に忙しければ、当日に対応するのは難しくなってしまいます。では当日に着手可能であるかどうかは、どうやって確認すれば良いかというと、やはり当日中に業者に相談してみることです。
現にある専門業者の場合は、当日中に冊子を作って欲しい時には、まず電話で相談してみて欲しいと明示しています。WEBで作成を依頼しますと、どうしても事務処理に時間がかかってしまう傾向があるので、電話の方が対応がスムーズになるわけです。
そして業者に電話連絡をしてみて、当日中でも対応できる旨という回答を得られた時には、もちろん当日中に作成してもらうことは可能です。ただし専門業者によっては、当日対応が可能であるかどうかの空き状況を、公式サイトで確認できることもあります。
現にある専門業者の場合は、空き状況に関するカレンダーをサイトで明示していて、そのカレンダーを見れば当日印刷が可能かどうかすぐに分かります。
当日中に受け取るのは店舗もしくはオフィスがおすすめ
当日中に着手してくれる業者は多数ありますが、完成物を受け取りたい時は、店頭や事務所にするのが一番無難です。専門業者が冊子を作った後には、もちろん依頼主としては完成物を受け取る必要がありますが、それにも複数の方法があります。
例えば郵送で受け取る方法があって、申し込み時に専門業者に郵送先を伝えておけば、宅配業者が冊子を送ってくれるわけです。しかし郵送という手段ですと、どうしても郵便事情がありますから、当日中に受け取るのは少々難しい傾向があります。
それよりも専門業者の店頭などに足を運ぶ方が、かえって速やかに制作物を受け取れる傾向がありますから、できる限りお店に訪問する方が良いでしょう。また専門業者によってはイベント会場に制作物を郵送してくれることもありますが、それも当日中には受け取るのは少々困難です。
イベント会場まで郵送してもらう場合、やはり郵便事情によって時間がかかりますし、即日で受け取るのは著しく困難です。ですから当日中に受け取るのは店舗やオフィスがおすすめですが、印刷に着手してもらう分には、どの場所でも構いません。
WEBや電話や店頭など様々な方法で入稿することになりますが、どの方法で作成依頼をしても、当日中に印刷してもらうことはできます。
ですから結局は、多くの専門業者は当日中に同人誌の印刷をしてもらうことは可能であり、たいてい締め切り時間があります。その締め切り時間や依頼料金などの所定条件を満たしていれば、当日中にプリントしてもらうことできますし、当日受け取りも可能です。
ただ締め切り時間が定められていても、専門業者に相談をしてみれば、臨機応変に対応してもらう可能性もあります。当日対応が可能であるかどうかは、その日の状況にも左右されますし、電話やカレンダーなどで確認してみると良いでしょう。