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同人誌を作るなら印刷フェアを活用するのがお得!どんなサービスなのか

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/02/03

印刷フェアを活用

同人誌制作の制作に印刷会社は欠かせない存在です。そんな印刷会社には印刷代がお得になる「印刷フェア」という期間があることをご存じでしょうか?上手に活用すれば費用の節約にもつながります。この記事では同人誌専門の印刷会社の特徴や、印刷フェアについて解説するので、興味があればぜひ最後までご覧ください。

同人誌制作でお世話になる印刷屋さん

今でこそ同人誌と印刷会社は切っても切れない関係にありますが、その始まりは町の小さな印刷屋さんにあります。

そもそも印刷業界は新聞や本、雑誌、ポスター、パンフレットといった商業印刷が主要であり、ほかにも名刺やノート、手紙、封筒といった文房具を扱う事務用印刷や、会社のカタログ・社報、名簿、マニュアルを扱う業務用印刷など、印刷業と一言でいってもその種類は多岐にわたります。

また、印刷物も書類だけでなく包装材、パッケージ、壁紙など紙が媒体とは限りません。とくに近年では紙媒体の需要が低下していることから、印刷会社は印刷という分野にとどまらず、データ入力や顧客リストの管理から、半導体やタッチパネルの製造に至るまで、さまざまな業務を請け負っているのが実態です。

ちなみに印刷業界は市場規模数兆円に上るほどの巨大産業ではありますが、全体の9割が従業員数100人未満の中小企業が占めています。つまり印刷業界とは大手出版社が中心というわけではなく、地域にある小規模な印刷屋さんたちの上に成り立っており、同人誌もこの中に含まれているわけです。

同人専門の印刷会社の特徴

印刷会社には出版、商業用、事務用、包装用、特殊印刷などさまざまな種類がありますが、その中に同人誌を専門とする印刷会社もあります。こうした印刷会社の特徴として挙げられるのは、低価格・短納期でありながら高品質で製本してくれる点です。

たとえば同人誌専門の印刷会社として有名な「栄光」の印刷費用は1冊あたり500円と格安料金で印刷しており、納期も最短3日で納品可能と短期間で仕上げてくれます。

また、用紙もモノクロのみならず、カラーや透明カラー、降りこみポスターや小口染めといった豊富なオプションを用意しているほか、価格には発送料・搬入料も含まれているなどサポート体制も充実しています。

一方、商業誌を扱う傍ら、同人誌の印刷も請け負う一般の印刷会社も中には存在しており、こうした会社は業務の一部を外部に発注して制作しています。

ちなみに印刷会社の大半はデジタル印刷が主流であり、とくに同人専門の印刷会社の8割はデジタル原稿で制作されています。中にはデジタル原稿には対応していない会社もあるので、紙原稿で入稿を考えている方は注意が必要です。

同人誌作りに慣れた印刷会社に依頼するメリット

それでは次に同人誌専門の印刷会社に依頼するメリットについて見ていきましょう。

手間が省ける

最大のメリットは制作の手間が省けることでしょう。同人誌はコピーを使い自分で印刷することも可能ではありますが、すべて手作業で行うため膨大な手間がかかることはもちろん、何より大量に制作するには現実的な手段とはいえません。

数十部ならまだ可能かも知れませんが、100部以上ともなると物理的にも限界があるので、印刷会社に依頼したほうが賢明でしょう。

それに同人誌は印刷後もホッチキスで留めなければならないため、作業の負担を抑えるためにも印刷会社の活用は有効な手段となります。

品質を維持できる

2つ目のメリットは品質を維持できることです。自分で製本する場合、印刷から中綴じまですべて手作業で行わなければなりません。

とくに中綴じは紙を折ってホッチキスで留めるだけの簡単な作業とはいえ、キレイに綴じるには丁寧に作業しなければならないうえ、それなりの技術力も求められます。人間が行う以上、品質には多少バラツキも生まれることでしょう。

作業を急ぐあまり、中にはできのよくない同人誌も混じる恐れもあります。一方で印刷会社に頼めばすべて同じ品質で制作してくれるため、品質に差が生じる不安もありません。

また「pp加工」という紙の表面にコーティングも施してくれるなど、一般用紙よりも良質な紙質で制作してくれるリットもあります。

用途に合った同人誌が作れる

3つ目のメリットは用途に合った同人誌が作れることです。印刷会社には前述したpp加工のほかにも、コート紙、マット紙、パール紙といったさまざまな用紙を扱っているほか、サイズを指定したり、表紙に金や銀のフィルムを貼る「箔押し」という特殊加工を施してもらったりなど、製本も細かく指定できます。

コピー機で可能なのは用紙指定とカラー・モノクロくらいなので、この点も印刷会社ならではの魅力といえるでしょう。

ちなみに印刷会社での製本はオフセット印刷と、オンデマンド印刷の2つが主流とされています。

それぞれ違いを解説すると、オフセット印刷は大部数の印刷に向いた方法であり、オプションも豊富に選べる反面、仕上がりに時間がかかるといったデメリットがあるのに対し、オンデマンド印刷は少数部での印刷に向いた方法であり、即日印刷が可能など仕上がりも早い反面、品質はオフセットに劣るほか、大部数を発行すると割高になりやすいといった違いがあります。

このように印刷にも種類があるので、利用の際には用途に合った印刷を頼むと目的に応じた同人誌が制作できるでしょう。

豊富なサポートが得られる

4つ目のメリットは豊富なサポートも得られることです。同人誌専門の印刷会社は印刷のみならず、ほかにもキーホルダーやクリアケース、タペストリー、うちわなど、幅広いグッズやポスター・チラシ印刷も手掛けているほか、イベント会場や書店に直接搬入してくれたり、締め切りを遅くまで見積もってくれたりするなど、さまざまなサポートも行っています。

とくに印刷業界は専門用語やルールも多く、はじめての方には不安が大きいことでしょう。しかし、同人専門の印刷会社では初心者向けのノウハウもしっかり完備されており、分からないことがあっても丁寧に教えてくれます。このようにフォロー体制が整っていることも印刷会社ならではの魅力です。

特別な料金サービスの印刷フェアとは

同人誌専門の印刷会社では印刷代がお得になる「印刷フェア」という期間もあります。期間は主に3月~5月、9~10月に行われることが多く、印刷フェアの間は印刷代が通常価格の10%~20%割引されたり、パンフレッド代が割引されたり、ほかにもカバー・帯代が無料になるほか、部数も増量してくれたり、さまざまなサービスが受けられるようになります。

また、特定のイベントに合わせた印刷フェアも存在し、入稿が早いほど割引額が多くなるほか、装丁も豪華にしてくれるプランや搬入代も無料にしてくれるなど、サービス内容は印刷会社によって異なります

印刷フェアはほとんどの印刷会社が実施しているイベントであり、利用しない手はありません。同人誌の印刷費用はA5サイズ50ページを100部であれば2万円~4万円が相場であり、そこまで大きな負担とはいわないものの、それでも10%割引となると2,000円~4,000円分の費用が抑えられます。

これからはじめて同人誌を制作するという方であれば、積極的に活用するようにしましょう。ちなみに印刷フェアが行われる理由は催促のためだけではありません。

最大の理由はコミケなど大きなイベント時に注文が殺到するのを避けるためであり、上記期間はイベントのない閑散期であり、この期間にフェアを設けることでサークルからの注文を分散させ、なるべく業務効率を落とさないよう工夫しているのです。

まとめ

同人誌の作るには印刷・加工・装丁まで行ってくれる同人誌専門の印刷会社がおすすめです。コピー機での印刷と違い、印刷会社は大部数の印刷も簡単にできるほか紙の仕様から加工方法までさまざまなプランも選べます。さらにほとんどの印刷会社には料金プランが通常よりお得に印刷フェアという期間もあります。印刷フェアの期間はイベントの時期とは外れますが、この時期に発注依頼をかけると普段は得られないサービスも受けられるようになるため、費用を抑えたい方は活用してみるのもよいでしょう。

 
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