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特定のジャンルに特化したプチオンリー!参加・開催するには?

公開日:2023/02/15  最終更新日:2023/02/03

ジャンルに特化したプチオンリー!
同人誌即売会といえば“コミケ”や“コミックシティ”など大規模イベントが注目されがちですが、近年では特定ジャンルに特化するほか、個人開催も可能である“プチオンリー”といったイベントもあります。この記事ではプチオンリーの参加・開催方法について解説するので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

プチオンリーとは

プチオンリーとは同人誌即売会の中でも極めて小さな規模で開かれるイベントのことです。同人誌即売会といえば、コミックマーケット(コミケ)やコミックシティなどが挙げられますが、このような大規模イベントは作品・属性・二次創作問わず幅広いジャンルを取り扱っていることから“オールジャンルイベント”とも呼ばれています。

一方で特定の作品・ジャンルのみに限定された“オンリーイベント”というイベントもありますが、実際は特定の作品に特化しているわけでもなく、中にはグッズ販売のみに特化していたり、ツンデレ・ツインテールなどキャラクターの属性に特化していたりするケースもあるため、実際は幅広いジャンルの作品を取り扱っていることもあります。

それに対してプチオンリーは正真正銘、同じ作品・同じジャンル、キャラクターに特化したイベントのことで、規模も上記イベントよりさらに限定的な範囲を扱っています。

なお、プチとはフランス語で“小さい”という意味を指し、日本でもプチという言葉はプチ家出、プチ整形といった具合に主に女子高生など若い女性を中心に使われてきました。プチオンリーもオンリーイベントよりもさらに規模が限定されているため“プチ”という名称が付けられたのでしょう。

プチオンリーは専門性の高いイベント

近年のアニメ・漫画・ゲームはジャンルの多角化・細分化が進んだことから、中にはほとんど人に知られていないようなマニアックな作品も数多く存在します。

プチオンリーもこうしたマイナー作品を数多く取り扱っていますが、実際に開催するには認知度の低さから開催ハードルは非常に高く、仮に同人イベントで出店するにも“そのほか”で一括りにされてしまうケースが少なくありません。

そこでプチオンリー主催者は同じジャンルを扱うサークルに声をかけて同士を募り、大規模な同人イベントと合併して開催しています。

単独開催であれば集客に対してコストが釣り合いませんが、もともと開催予定されていたイベントに相乗りすれば会場費は削減できるため、少ない予算でもイベントを開きやすく、プチオンリーは個人で開催されるケースが大半を占めています。

また、同じ趣向を持つ者同士が集まりやすいことから、会場は活気にあふれており、独自のコミュニティも築きやすいというメリットもあります。

さらに、複数のプチオンリー主催者が集まり1つの大きなイベントとして開催することもあるほか、参加者とサークルとの距離が近く交流しやすいなど、大規模イベントとはまた違った雰囲気を楽しめることもプチオンリーならではの魅力です。

プチオンリーに参加するには

プチオンリーは一般参加であれば通常のイベントと同様、特別な申込みなく参加可能です。プチオンリー形式のイベントは現在、大手出版社をはじめさまざまな企業が行っているほか、地方イベントやコスプレ、フリーマーケットにおいてもプチオンリーが合同で開催されていることがあります。

そのためまずは、イベントHPでプチオンリーが開催されているか確認してみましょう。また、サークルとして参加するには、プチオンリー主催者とイベント主催者の両方に参加申込みをする必要があります。

たとえば、赤ブーブー通信社主催の“コミックシティ”であればコミックシティに参加申込みを行った後、コミックシティHPにあるプチオンリー告知サイトの申込みフォームにて参加表明の申請をすれば参加可能となります。

プチオンリーを開催するには

ここではプチオンリーの開催手順について解説します。はじめに準備期間や費用について解説すると、準備期間は半年~1年間、費用は1万円~30万円が目安です。気軽に開催しやすいことがプチオンリーの魅力ですが、イベントを成功させるためにも以下の点に気を付けておきましょう。

企画の立ち上げ

プチオンリーの企画は主催者に一任されており、イベント規定内であればどのような企画でも問題なく、規模も大小問わず自由に開催できます。

これまでも記念ポスターやパンフレット、アンソロジーの発行など、さまざまなプチオンリーが開催されており、企画に迷う際にはこうした事例を参考にしてみるのも1つの手です。

イベントの告知と募集

企画がまとまれば告知用のTwitterアカウントやHPを作成し、開催告知を行います。

告知用のTwitterアカウントやHPには企画内容の説明をはじめ開催日時、会場場所、親イベントの詳細のほか、ジャンルについての説明のほか、親イベントや印刷所に相互リンクしてもらったり、QRコードを載せてもらったり、ほかのサークルとの連絡フォーム作ったりするなど、さまざまな項目も作成しなければなりません。

イベント告知のためのTwitterアカウントやHP作成は非所に手間のかかる作業ですが、告知フォームが充実していればそれだけ参加者への安心感につながります。何より告知フォームは協力サークルや、一般参加者とのやりとりの場ともなるため、ぜひとも作成しておきましょう。

なお、HPの作り方が分からない場合には、過去に開催されたプチオンリー告知サイトが数多くあるので、こうしたサイトを参考にするのも1つの手です。費用も無料でHP作成できるワードプレスやWixといったサービスもあります。

告知用のフォームが完成すれば、次は参加サークルへの準備です。当日はプチオンリー参加者が一か所に固まってイベントを運営できるとは限りません。そのため、プチオンリー参加者の目安となる三角POPなどを製作しておけば、一般参加者にも見分けられるためおすすめします。

プチオンリー主催者の登録

イベントの告知が済めば、次にプチオンリー主催者の登録へと進みます。まずは主催元である赤ブーブー通信社のサイトにてユーザー登録を行った後「貴社のイベントでプチオンリーを開催します」という申請届を提出します。

すると親イベントのHPに広告を載せてもらえるようになるほか、本部スペースの申請や会場で流す曲の選定のほか、当日の大型看板の設置などもお願いできるようになります。

なお、先にイベントの告知をしている場合、参加者がいつ承認されるか気にすることもあるため、事前にサイト申請の日にちをお知らせしておけば安心してもらえます。

当日への準備(グッズ製作や備品の準備)

企画と告知がある程度まとまれば、当日の準備に取りかかっていきます。具体的には記念アンソロジーの原稿作成やシールラリーやパンフレットといったグッズ作成、イベント詳細が載ったフライヤー(パンフレット)、共通POPの作成などが挙げられます。

なお、イベントによっては印刷代が割引になったり、~枚まで無料になったりするなど特典が受けられるものも多数あるため、開催前に事前にチェックしておけば費用も安く抑えられます。

イベント当日

イベント当日も主催者はさまざまなことをする必要があるため、会場にはできる限り早めに到着しておきましょう。

たとえば会場では設営作業が必要になるほか、一般参加者にパンフレットを配布したり、参加サークルにも挨拶回りを行ったり、親イベント本部には申請手続きに行かなくてはならなかったりするなど、主催者のやるべきことは膨大にあるからです。

ほかにも、搬入用の段ボールを切るためのカッターや告知用の文房具も用意しておくと後で慌てなくて済みます。

まとめ

同人誌即売会は大規模なイベントばかりでもなく、特定ジャンルに特化したプチオンリーというイベントもあります。プチオンリーは参加サークルとの距離も近く活気が出ており、アットホームな雰囲気を楽しめる魅力もあります。何より個人開催が可能であること、自分で会場を用意する必要もないことから誰でも開催できるため「自分の好きなキャラのイベントを開きたい」と考えている方には非常に魅力的な要素でしょう。実際に「人生で信じられないくらい楽しいイベントだった」と話す主催者もいるため、興味があれば一度検討してみてはいかがでしょうか?

 
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