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鉛筆で書いた同人誌の印刷依頼は可能?

公開日:2020/12/15  最終更新日:2023/01/11

原稿を専門のお店に持ち込めば、誰でも簡単に作成できるのが同人誌の魅力です。しかし、初めて利用する人にはわかりにくい部分もあるでしょう。「鉛筆で描いた作品を印刷してもらえるのか」ということも、作ったことがない人にはわかりにくいことです。この記事では、鉛筆画の同人誌の印刷依頼が可能かどうかについて、詳しく紹介します。

さまざまな道具を使うことができる面白さ

自分の好きなように漫画を描いて本にできることは同人誌ならではの楽しさですが、絵を描くのに使う道具もさまざまなものを使用できます。ペンにインクをつけて絵を描く昔ながらの方法から、パソコン用の入力機器を使用して描くものまで、自分の好きな方法で作品を作れます。

ペンもパソコンも持っていない人は鉛筆で描くことも可能ですが、鉛筆画にはペンやパソコン入力の機器が持っていない独特のタッチがあります。そのため、独特の雰囲気を出すためにあえて鉛筆画を使用されることもあり、漫画を描くための筆記用具として使用されています。

ペンやパソコン用の機器は、慣れていない人には絵が描きにくい部分もありますが、鉛筆ならば誰でも簡単に漫画を描けるのもメリットで、作品を描きはじめた人にも使いやすい道具です。「鉛筆で描いた漫画が他の道具で描いた漫画と同じように印刷できるのか」と不安に感じている人もいるかもしれません。しかし、方法次第では充分印刷依頼が可能になっています。

インクで描いた絵よりも線が薄くなるデメリット

一般的に、鉛筆を使用して描いた同人誌は印刷するのは難しいといわれることが多く、実際に多くの業者でも依頼を受けていないようです。依頼が不可能とされているのは、線の濃さが大きな要因になっています。

ペンで描いた漫画が印刷できるのは、ペンにつけた黒インクの色が濃いことが大きな理由です。線の色が濃いから、本にしてもはっきりとラインを目立たせられますが、他の道具を使ったものでは、紙に描いた線が薄いため印刷するのには不向きです。

鉛筆で描いた漫画が印刷しにくいのも線が薄いことが理由になっており、BやHBなどで描いた線は非常に薄いため、そのまま本にしてもラインが見えなくなる場合があります。そのため、紙の上に描いた絵をわかりやすくプリントするためには、3Bや4Bなどの濃い目のものを使用したほうがよいでしょう。

しかし、濃いものを使用してもインクで描いた絵よりは線が薄いので、やはりはっきりとプリントすることは難しいでしょう。こうしたことから、わかりやすくするためにはさらなる工夫が必要になります。

デジタルデータとして入稿する方法

鉛筆で描いた同人誌を印刷してもらう方法として、誰でも簡単にできるのが、別の形のデータとしてお店に入稿する方法です。

漫画などを持ち込んで専門のお店でプリントする場合は、紙に描いたものをそのまま印刷する方法のほかに、デジタルデータを使う方法があります。この方法で入稿するほうが現在は非常に一般的になっており、紙に描いたものをそのまま使用する方法にはない、さまざまなメリットがあります。

鉛筆で描いた原稿で同人誌を作りたい場合にも最適な方法です。紙に描いたものを直接プリントしようと思っても、線が薄すぎて絵がはっきり見えなくなることも多いですが、デジタルデータにしてお店に持ち込めば、より絵を見やすくできるためです。

原稿をパソコンなどで利用できる画像にする方法は簡単で、スキャナーで原稿をとりこめば、短時間でコンピュータ用の画像に変換可能です。スキャナーを自宅に持っていない人でも、コンビニなどに置かれている多機能プリンターを使えば、自分の作品をコンピュータ用の画像に変換できます。

入稿する前に行ったほうがよい修正

鉛筆で描いた漫画をデジタルデータにして同人誌を出版する場合には、お店に持ち込む前に自分でデータを修正したほうが、より見やすい絵に仕上げられます。スキャナーで絵をコンピュータ画像に変換した場合でも、データとして取り込まれた絵の線は薄いままです。これは、もとの線の色をスキャナーが忠実に読みとったからであり、HBなどの薄いもので描いた線の場合は、非常に色の薄いデータになります。

これをそのままお店に持ち込んでプリントしてもらった場合、線が薄すぎてきれいに仕上がらない場合も多いので、見やすくしたい場合には、線をあらかじめ濃くしておくのがおすすめです。スキャナーで取り込んだデジタルデータを修正するために便利なのが、パソコンなどで使用できるグラフィックソフトです。画像を簡単に修正できるので、手書きで描いた漫画をスキャンして修正する場合にも便利なソフトです。ソフトによって機能は異なっていて、使いやすいソフトを選んだほうが、修正する場合にも便利です。

専用のソフトで行う色の修正作業

鉛筆で描いた原稿をスキャンして修正する場合には、修正するために使用するグラフィックソフトの種類によっても、仕上がり具合が大きく違ってきます。

有料で販売されているソフトの中には非常に高い機能を持っているものも多く、質の高い修正をしたい人にはおすすめです。漫画を修正するのに最適なのが、コミック作成専用に作られたグラフィックソフトで、漫画を描くために必要な機能がひと通り利用できるため、細かい手直しをする場合にも何かと便利です。

費用をかけたくない人は、無料でダウンロードできるソフトを利用できます。この場合、使える機能は限られていますが、簡単な修正ならば問題なく行えます。

パソコンで薄い線を修正する場合には、どの部分が薄くなっているかを確認していくことが必要です。薄い部分は黒よりは灰色に近い状態でデータになっている場合が多いので、見やすくするためには黒い色に変更するとよいでしょう。鉛筆の場合は、線の途中だけ薄くなっている場合もあるので、細かい色のチェックが必要です。

アナログ入稿を利用する場合の方法

鉛筆で描いた原稿をデジタルデータではなく、そのまま業者に持ち込んで印刷できる方法もあります。スキャナーを使わなくてよいのがこの方法の利点ですが、プリントできるかどうかは依頼する業者によっても異なります。

紙に描いた原稿をプリントするために行われている主な方法は網掛け印刷です。これは、白と黒だけでプリントされる通常の方法とは異なり、灰色に見える部分も一緒に印刷できる便利な方法です。灰色のようになるのはグレーのインクを使用しているからではなく、黒のインクを使ってプリントした小さな点を集めているためです。遠くから見た場合、灰色で印刷されたように見えます。

カラーの原稿を白黒で印刷するときによく使用されている方法ですが、白と黒だけでも微妙な色の違いを出せます。鉛筆で描いた原稿を直接同人誌にする場合にこの方法が使われることが多いのは、描かれた絵が黒よりも灰色に近いからです。通常ならば白でプリントされてしまうものも、網掛けならば灰色に見えるように印刷できるので、絵が見やすくなります。

 

鉛筆で描いた原稿を同人誌にする場合には、複数の方法が利用できます。誰でも簡単にできるのが、デジタルデータとして業者に入稿する方法です。スキャナーで原稿を取り込むだけでよいので時間がかかりません。線が薄い部分はグラフィックソフトで修正すれば、見やすい絵になります。原稿をそのまま利用したい場合には、網掛けという方法でプリントできます。

 
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