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同人誌を紙原稿で書く際の注意点とは?

公開日:2020/03/15  最終更新日:2020/03/09

同人誌を作成する場合、現在ではパソコンを利用する人も増えていますが、従来の紙原稿を利用する人もまだまだ少なくありません。ただ綺麗に作成して印刷してもらうためにも、紙原稿の場合はデジタルで作成するときとはまた違った注意点があるので理解しておきましょう。

まずは原稿用紙を購入するところから

実際に原稿を作成する場合、まずは原稿用紙が手元になければ作業を進めることはできないので、文具店や書店などに行って原稿用紙を購入しましょう。原稿用紙には2種類ありモノクロ用とカラー用に分かれているので、どういったときに何を購入すべきか理解しておきましょう。

まず、モノクロ用の場合は、モノクロの表紙と本文に利用することができるようになっています。カラー用の場合は、表紙用と本文用に分かれており、表紙を描くときは表紙用、本文を描くときは本文用を購入しましょう。

また、モノクロ用をカラー原稿に利用してしまうと、もともと原稿用紙に描かれている黄色や水色の線も一緒に印刷されてしまいます。また、原稿用紙にはいろいろなサイズがあり、何を作るのかによって使い分けるようにするのが、上手に使うコツと言えます。

現在多く利用されているタイプがA5サイズとB5サイズのもので、これらは手軽に描くことなどができるので非常に便利です。それ以外にもA4サイズも利用されていますが、小説に利用するならB6サイズを使うほうがより適していると言えます。

原稿用紙自体は何を利用したとしても実は問題ないのですが、なるべく仕上がりと同じサイズのものを使うようにするほうが良いとされています。このように原稿用紙を購入したら、次に原稿を作成する作業に進むことができるので、まずは正しいサイズのものを購入するようにしましょう。

ただ、住んでいる地域によっては、文具店や書店でお目当てのサイズのものが売られていない可能性も否定できません。この場合は出来上がりと違うサイズを購入しても良いのですが、できるだけ出来上がりに近いサイズにしたいならインターネットで購入しても良いでしょう。実店舗ではなかなか売られていないというものでも、インターネットであれば簡単に入手することができ、自宅まで送り届けてもらえます。

ただ商品によっては在庫がないために時間がかかってしまったりすることも十分ありうるので、なるべく早い段階で原稿用紙を購入しておきましょう。事前に必要なサイズの原稿用紙を購入しておけば思い立ったときにすぐに作業に取り掛かることができるからです。

描く位置に十分注意して作画をする

実際に原稿用紙を利用する場合、いったいどこまで描くことができるのだろうと考える人もいるのではないでしょうか。原稿用紙は実際には断ち切り線のところまで絵を描いたり、文字を入れたりすることができるようになっています。だから、利用できるスペースを全て利用して描いたとしても、実は全く印刷という点からいくと全く問題はないと言って良いでしょう。

しかし注意したいのは、実際に印刷した後に製本する際、ページの間にノドという部分ができてしまい、その部分の絵や文字が見にくくなってしまうということです。ノドとは、製本したときに閉じているほうにくる部分のことで、製本するとその分は見ることができなくなってしまいます。

だから、マンガの場合は偶数ページであれば左側に、奇数ページであれば右側にノドができてしまい、その部分に絵を描いたりするとすごく読みにくくなってしまいます。作画する際は、ノドの部分には描かないように注意しておかなければなりません。

とはいっても、作業を続けていると、今描いているページが偶数ページなのか奇数ページなのか分からなくなってしまうということもあるのではないでしょうか。その場合に間違ってしまうのは非常に困るので、コマ割りをする前に、まずは原稿用紙のほうに通し番号を入れておくと良いでしょう。

また、番号を入れるだけでなくノドの部分に印を入れておくと、より一層失敗しにくくなるのでおすすめです。ただ、これはあくまでも紙原稿で作成するときに限った話であり、Webマンガなどを縦コマで進ませるタイプの場合は、ノドを意識する必要はありません。マンガを描くのに慣れている人であれば、自然にノドの部分を考えて紙原稿を作成することも十分できるようになっています。

しかし初心者の場合はどうしても断ち切り線ギリギリまで描いてしまったりすることも少なくなくありません。もちろん断ち切り線ギリギリまで描く手法もあり、それを利用したことによってより迫力のある構図にすることができる場合もあります。

ただ、その場合はしっかりと計算してそのように描いており、無意識で何も計算せずに適当に描いてしまっているというわけではありません。できるだけ読み手に読みやすくするためにも、まずは内枠の中にしっかりと絵と文字を入れるように意識しましょう。

色に十分注意して原稿を作成するようにする

原稿用紙にはモノクロ用とカラー用の2種類がありますが、モノクロ用の場合はモノクロの状態で印刷することができるようになっています。画材はいろいろなものを活用できますが、この場合鉛筆とか水墨画とかを利用すると、灰色が強く出てしまう可能性もあるので気を付けましょう。

灰色自体はモノクロ印刷でも表現することはできるようになっているのですが、実際に刷り上がったものを見てみると、かすれてしまっていることも珍しくありません。ですから、灰色にしたい場合はしっかりとどう言った感じに印刷されるかを考えて画材を選ぶようにしましょう。また、しっかりと濃い色の線にしたい場合は、墨汁とか製図用のインクなどの濃い色で描くと、綺麗に黒色を濃く出すことができるようになります。

カラー原稿の場合はカラー原稿用の原稿用紙を利用するのが基本ですが、その際はCMYKのインクを利用するので、使った色によってはうまく反映されない場合があります。

注意したいのはピンクや黄緑色などの蛍光色で、原稿では綺麗に発色していても、刷り上がったものを見ると全く違った色になっている場合も珍しくありません。また、金色も原稿では綺麗に発色していても、反射しやすい色自体は刷り上がったものを見ると黒く潰れてしまうこともあります。

したがって、反射しやすい色に関しても、しっかりと想像通りの色に発色するかどうかを考えて画材を選びましょう。また淡い色などを表現する場合は色鉛筆を利用する人も少なくありませんが色鉛筆を利用するのは少々注意が必要です。

たしかに独特の淡い色を表現することができるので、涼価値が高い画材だということはできるのですが、実際に刷り上がったものを見ると色が薄すぎる場合も十分ありうるからです。できるだけ原稿の色に近づけたいというのであれば、しっかりと刷り上がった後のことを意識しながら彩色するようにしましょう。

 

原稿用紙をまずは購入する必要がありますが、その際はカラー用・モノクロ用の違いをよく理解して、どう言ったタイプの原稿を作るかで購入するものを分けるようにします。できるだけ仕上がりに近いサイズのものを購入するほうが良く、実際に描くときはノドの部分を意識して絵を描いたり文字を入れたりしましょう。

断ち切り線ギリギリまで描くことはできるのですが、そうすると製本した際に読みにくくなってしまう可能性があるからです。また紙原稿を作成するときは、画材にも注意し、色が薄くなりすぎないかとか、黒く潰れてしまわないかなどを配慮して画材を選ぶようにします。

 
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