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同人誌印刷の入稿方法:メディバンペイントのサイズ・色・書き出し設定

公開日:2021/06/15  最終更新日:2021/03/08


小説や詩、漫画など良い作品ができれば、誰かに見てもらいたいという気持ちになるのはいつの時代でも同じです。印刷の技術が発達すると、同じような志の人たちが集まって同人誌を世に出しました。それが現在ではよく漫画やアニメの作品発表のために使われていますが、どのように原稿を作って入稿し、世に出していけば良いのでしょうか。

同人誌の歴史とどのような雑誌なのか

同人誌は明治時代に文学や小説、俳句などが好きな人たちが一緒に本を作ろうとして始まったことがきっかけで始まったものですが、それが現代文学にも影響を与えています。もともとは同人誌だったものが名作といわれるようになったり有名な作家を輩出したりしているのです。このように文学に大きな役割を果たすので、芥川賞の候補に選ばれたり文学賞の公募型のものも応募可能という場合が多くありました。

第二次世界大戦後はたくさんの漫画家が有名になってきて、アニメや漫画作品を同人誌にして世の中に登場させるようになりました。文学や小説とは異なり、字のみではなく絵やイラストで人々を魅了させ読者を増やしていったのです。

そして同じように漫画を描きたいという人も、たくさん現れるようになり漫画系の同人誌が再び注目を浴びるようになりました。当時は関連したほかの雑誌で紹介されるものに、連絡を取って入手して読んでいたのです。 次第に作成する人たちが高齢になって作成する人が少なくなってきて一時は減少傾向にあったのですが、インターネットの普及で再び活発に出されるようになってきています。

二つの印刷方法とその違いについて

印刷方法には、オンデマンドとオフセットという2つの方法があります。

オンデマンドは必要に応じて1部からでも作ることができるもので、デジタルデータをプリントするだけです。ただ印刷可能な用紙が限られていることや、広範囲の印刷にはムラが出やすくなったり文字が太くなったりする弱点もあります。

オフセットの方は、インキを転写するための版を作って印刷をする方法です。繊細なデザインや色、広範囲の印刷物でもきれいに再現でき高品質な印刷方法で、100部以上の大部数の場合に適していますが、版を必要とする分、固定費がかかってきます。

オンデマンド印刷よりもオフセット印刷の方が高品質できれいに仕上がりますが、デジタルプリンターの改良が進むにつれオンデマンドの品質も高くなってきています。そのためどちらの方法でもそれほど変わらない完成となるのですが、すると100部程度の枚数を印刷する場合にどちらを使えばよいか迷いどころとなるのです。そんな時コスト面を優先するならオンデマンド、少しでも品質が良いほうが良いならオフセット印刷ということで決める場合が多いです。

アナログ原稿とデジタル原稿そして入稿の仕方について

同人誌の原稿を作るのは紙に手書きで文字や絵を描く「アナログ原稿」と、パソコン上で絵を描いたり活字を入力していく「デジタル原稿」があります。漫画雑誌の場合、アナログ原稿だとセリフ入れもすべて手書きで行います。

直接手書きで書き込んでも良いのですが、ペーパーセメントという接着剤を使ってパソコンなどで作った文字をプリントして貼り付けるという方法や、ラベルシールに文字を印刷するという方法が一般的です。印刷所に入港をするときは、完成した原稿を台紙などに挟んで郵送します。

デジタルの場合はphotoshopやclipstudioなどのソフトのテキストツールを使って、文字を打ち込んでいきます。完成したらCD-ROMなどに焼いて郵送をするか、印刷所のホームページでアップロードして入稿をします。

どちらで行うかは作成する人の好みによりますが、いずれにしても郵送で入稿をするときは時間がかかるので余裕をもって完成させることが大切です。またアナログ入稿をするときには、文字や絵が移りにくいなどプリントで失敗をしないためにしっかりと描くようにします。

メディバンペイントというソフトについて

イラストや漫画の原稿を作るために、株式会社メディパンが提供する無料の制作ソフトがあります。小回りやトーン割りなどの機能やクラウド素材機能、チーム制作やクラウド保存が用意されているソフトです。クラウド素材というのはトーンや背景、フォントなど漫画やイラストを描くために必要なもので800種類以上も入っています。

チーム機能というのは、もともと同人が一つの雑誌を作るために1か所に集まって製作していましたが、それぞれの自宅などにいながら共同で製作ができるという機能です。 クラウド保存機能は、描いた画像を保存できるというものですが、クラウド上に保存されるためパソコンが壊れてもデータを失わずに済むというメリットがあります。

そのほかに小回りなどの機能も備わっているソフトで、PCならWindowsにもMacにも対応していてAndroidのタブレットやスマホにも対応しているので、手軽に持ち歩きながら作業をすることもできます。また日本語だけでなく英語や中国語、韓国語フランス語などにも対応していることも特徴的です。

メディバンペイントを使った原稿のつくり方

原稿を作るためのソフトはphotoshopやCLIPSTUDIOなどいくつかありますが、その中の一つとしてメディバンペイントというソフトがあるのです。 まずはメディバンペイントソフトをインストールして、設定を行います。新規作成時には解像度を正しく設定しないと一度低くしてしまったらもう戻らないので注意をしましょう。

原稿のサイズは文庫本なら「標準」で、漫画の場合は「漫画原稿」で設定します。テンプレートに表示される「B5仕上がり」というのは出来上がりが5サイズの冊子になるということです。塗り足しという項目では3mmから5mmに設定することで冊子の端の白地部分が見えずに製本ができます。そのほか、背景の色やコマの線幅などの項目があるので、自分の作る本に合ったものを選ぶようにします。

入稿はメディバンペイント形式のままではできないので、メニューバーのファイルから「書き出し」を選んでPSD形式にします。TIFF形式でも入稿できますが容量が大きくなってしまう可能性があるので、あまりお勧めされていません。

完成した同人誌を世の中に出す方法について

同人誌は現代は漫画本などが多いですが、同人誌というのはすべて自分たちの費用で賄うことが原則となっています。出版社が出す漫画雑誌に掲載するのとは異なるのです。すべて個人の負担になるため内容は自由で特に制約もありません。 同人誌には複数人が共同で製作するものと個人が作るものがあり、複数人で作るものは合同誌ともいわれています。

完成した本はコミックマーケットや同人誌を取り扱う書店に出して世の中に出すことが多かったのですが、インターネットが普及された現代ではオークションやダウンロードなどで好きな人たちに読んでもらうことができます。ただそれらの方法だと出版のための費用はあまりかかりませんが、たくさんの人に見てもらうことはなかなか難しいです。

もっと全国の多くの人に流通をさせたい場合は、自費出版を受け付けている出版社に依頼をすることも一つの方法です。費用は少しかかりますが、宣伝活動を行ってもらったり、全国の書店に置いてもらったりすることができるので、より多くの人が読むことができ、爆発的な流行を招く可能性もゼロではありません。

 

同人誌を作成するのは昔ながらの手書きで行うアナログ入稿と、パソコンを使ったデジタル入稿があります。デジタル入稿を行う場合にはそのためのソフトが必要ですが、無料でインストールできるメディバンペイントなどを活用するとよいでしょう。そして製本できればインターネットや書店を通して出品したり、出版社に依頼をすることで自分たちの作品が注目されることもあるのです。

 
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