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オフセット印刷で同人誌を印刷するメリット・デメリットについて解説!

公開日:2021/11/01  最終更新日:2021/11/09

漫画を制作していると「自分の作品を販売してみたい」と考える方も多いのではないでしょうか。しかし初めて漫画を印刷するとなると、どの印刷方法がよいかわからないですよね。

実は、印刷方法には一般的に「オフセット印刷」「オンデマンド印刷」の2種類があります。こちらの記事では「オフセット印刷」の印刷方法とその特徴を解説します。

オフセット印刷とはどのような印刷方法?

印刷方法の種類のひとつに「オフセット印刷」という方法があります。オフセット印刷は、「書籍」「パンフレット」「チラシ」「ポスター」など、商業用の印刷物によく用いられる方法です。

オフセット印刷のしくみ

オフセット印刷は、簡潔にいうと「版画」や「浮世絵」のイメージに近い印刷方法です。

オフセット印刷では、印刷データを色ごとに分け、分けたデータを専用のアルミ板に焼き付けて「版」を作成します。作成した版をローラーにセットして、インクをつけます。

次に、インクを付着させたローラーを、「ブランケット」と呼ばれるものに転写させます。ブランケットと紙が接触することで、用紙に色が写って印刷ができるという仕組みです。

インクをブランケットに移す(版からオフ)して、ブランケットから印刷用紙に「セット」することから「オフセット印刷」といわれています。

オフセット印刷の成り立ち

オフセット印刷の歴史は古く、その起源は1796年に発明された「石版印刷」です。その後、1853年にイギリスで特許が取得され、1904年にはアメリカでオフセット印刷機が開発されました。

日本では、1900年から海外の印刷技術が国内に入ってきて、1912年頃に、国産のオフセット印刷機が開発されました。

オンデマンド印刷との違い

同人誌の印刷で、オフセット印刷の他に候補にあがるのが、「オンデマンド印刷」です。では、2つの印刷方法には、どのような違いがあるのでしょうか。ここではオフセット印刷とオンデマンド印刷の違いを解説します。

オンデマンド印刷とは

プリンターに直接データをプリンターに送信して印刷する方法を「オンデマンド印刷」といいます。家庭用で販売されているプリンターも、オンデマンド印刷の仲間といえるでしょう。

オンデマンド印刷には「版」がない

オフセット印刷は、データをもとに「版」を作成して、ブランケットにインクを転写する必要があります。一方で、オンデマンド印刷は、プリンターに直接データを送って印刷する方法なので、版の作成をせずに印刷ができます

コストの違い

オフセット印刷は、印刷に「版」の作成が必要なので、「版」が不要なオンデマンド印刷に比べると、費用が高くなりがちです。しかし、数十万部など印刷部数が多くなるとオフセット印刷の方が、コストが抑えられる場合もあります。

納期の速さが違う

オフセット印刷とオンデマンド印刷では、納品までの日数にも違いがあります。オフセット印刷は、版を作成する時間が必要なため、オンデマンド印刷よりも納期が長くなるのが一般的です。

印刷会社によっては、お急ぎ便などのサービスを行っていることもあるので、早く納品してほしい場合は確認してみましょう。

オフセット印刷を選ぶメリット

オフセット印刷のメリットには、以下の点があげられます。

印刷のクオリティが高い

オフセット印刷のメリットは、印刷のクオリティが高いことです。インクを用紙にしっかりとのせられるので、印刷データの色をキレイに再現できます。

細かい文字や、写真・イラストがしっかりと表現できるのが特徴です。また、DIC(ディック)カラーという特色インクの色で印刷も可能なので、色にこだわって印刷をしたい場合にもおすすめです。

大量に印刷すると値段が安くなる

オフセット印刷は、いちど「版」を作成してしまえば、大量に印刷を依頼する際にコストダウンが期待できます。また、版を使用することで数千から数十万部の印刷でも、印刷物の品質を同じに保つことが可能です。

用紙のサイズ・種類を選ばない

オフセット印刷は、チラシ・ポスター・パンフレット、DMなどさまざまなサイズの大きさに対応しています。サイズだけではなく、印刷したいもの合わせて印刷用紙を選択できるのもオフセット印刷ならではです。代表的な用紙は、以下の4つです。

・コート紙
コート紙は、商業印刷でよく使用されている用紙です。色の再現性が高く、仕上がりもキレイなので、写真や色彩が複雑な印刷に向いています。用紙の表面は光沢があり、ツルっとしているので、印刷後に何かを記入したりするのは難しいでしょう。

・マットコート紙
コート紙と同じく、よく使用される用紙ですが、コート紙よりも光沢がありません。写真やイラスト、文字をしっかりと見せたい印刷の場合におすすめです。
仕上がりはさらっとしているのですが、インクが乾きにくいので、急いでいる時には納期に注意しましょう。

・上質紙
主にノートや書籍、はがきや名刺に用いられている用紙です。光沢がないので、書き込むこともできます。質感はさらっとしていて、柔らかく上質ですが、写真や複雑なカラーの印刷には向いていません。

・サテン金藤
高級感があり、インク部分は光沢を帯びるので、文字や絵もキレイに仕上がります。ポスター印刷やカタログの印刷に向いています。書き込みはできますが、少し光沢があるので、スタンプなどでの加工には向いていません。

その他にも、用紙にはさまざまな種類がありますが、オフセット印刷はその多くに対応しています。印刷物の内容によって最適な用紙を選びましょう。

モノクロ2値の表現が得意

漫画などを描く時に使用される「モノクロ2値」の表現を得意としています。モノクロ2値は、白と黒のドットで色の濃さを表します。

オフセット印刷は、細かい文字やドットもにじまずにキレイに印刷可能なので、モノクロ2値が使用されている印刷にも向いています。

オフセット印刷を選ぶデメリット

「カラーがキレイに印刷できる」「大量印刷が可能」など、メリットがあるオフセット印刷ですが、反対にデメリットもあります。オフセット印刷には、どのようなデメリットがあるのか、解説します。

部数が少ないと1枚あたりの値段が高くなる

オフセット印刷は「版」を作成するので、制作コストがかかります。そのため、数十部など少ない部数で発注をすると、費用が割高になってしまうことも。

また、100枚ごとにチラシの一部分を変えて印刷したいという場合も、種類ごとに版が必要になるので、オフセット印刷には向いていません。少部数の印刷であることが事前に決まっているならば、オンデマンド印刷を選択してもよいかもしれません。部数によって印刷方法を使い分けましょう。

納品にまでに時間がかかる

オフセット印刷は、版の作成に時間がかかるので、一般的には納期が長くなりやすいといわれています。また、インクを使用するので乾燥時間も必要です。

したがって、オンデマンド印刷よりも仕上がりまでに時間が必要です。納期は印刷会社によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

 

オフセット印刷は、細かなカラーの表現が得意だったり、用紙の質やサイズを選択できたりするメリットがあります。一方で、少部数で印刷を依頼するケースでは、費用が高くなったりすることもあります。

印刷する内容や、どのくらいの枚数を印刷するのかによって、印刷方法を使い分けるとよいでしょう。

 
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