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同人誌で利益を得るのはNG?著作権は大丈夫なの?

公開日:2022/01/15  最終更新日:2022/02/02


同人誌で利益を得るのはいけないことなのでは、と心配になる方もいるでしょう。著作権についても同様です。結論からいうと、利益を得ても大丈夫です。しかし、同人活動には守らないといけないガイドラインも存在しています。今回は同人活動で利益を得てよいのか、同人活動でやってはいけないことは何かについて詳しく紹介します。

同人活動で利益を出してもOK!

私たちは同人誌で利益を得てもよいです。理由は、二次創作で利益を得てはいけないということになると、経営が成り立たない企業が出てくるためです。その企業は、同人誌印刷会社、同人誌委託販売会社、同人イベントの運営会社、イラストSNSの運営会社、動画配信サービス会社などでしょう。これらの企業は同人作家たちの二次創作によって利益を得ているため、誰も二次創作ができないとなると大きな損失となるでしょう。最悪廃業にもなりかねません。同人イベントの運営会社は一次創作のみを取り扱っているコミティアしか開催できなくなってしまいます。

しかし、心にとどめておかないといけないことがあります。二次創作は違法か違法でないかといったら違法なのです。誰かの制作したものをコピーしたり、真似したりするのは著作権の侵害にあたります。しかしながら、著作権の侵害は「親告罪」です。当事者の訴えがなければ罪にはならないのです。

それゆえ、同人誌で利益を得ても、著作者が「著作権侵害だ」と言い出さなければ罪に問われることはありません。二次創作活動は、違法だけれど著作者に訴えられなければ処罰されないというきわどい活動です。訴えられて同人誌の販売を止められた作家もいます。

しかし、多くの原作者は二次創作に関して見て見ぬふりをしてくれます。二次創作物がきっかけで原作に興味を持つ人も出て作品の知名度が上がるなどのメリットが、デメリットを上回るためです。ちなみに同人誌で高い利益を得ることは、大手サークルでない限り厳しいと思っておいたほうがよいでしょう。同人誌がある程度売れても、同人誌の印刷代やサークルの参加費、交通費や食事代などの経費がかかります。

売り上げから経費を引いたら利益は少ししかなかったということも充分にありえます。同人活動は利益を得てもよいです。二次創作をするとき、著作権に関しては違法にあたりますが、原作者や企業から訴えられない限り罪に問われません。二次創作は、原作者の許しの元、成り立っています。魅力的な作品を生み出した原作者へ感謝や尊敬の気持ちを忘れないようにして活動するようにしましょう。

ガイドラインを守って創作活動をしよう

同人活動はファン活動であるとして原作者や企業は黙認してくれており、「このルールに反しなければ二次創作をしてもよい」というガイドラインを設定している企業などもあります。二次創作をする際にはガイドラインを確認して必ず守るようにしましょう。

ガイドラインの内容は企業によってさまざまです。公式画像の精巧な模写・加工やキャラクターの行き過ぎた性的表現を禁止したり、同人活動での売り上げがどのくらいだと営利目的になるか明記したり、同人誌をイベントで販売することを許可するガイドラインなどがあります。ガイドラインが定められている場合、それを破れば訴えられる可能性があります。必ずチェックしてから二次創作をしましょう。

また、二次創作にはガイドラインのほかにもローカルルールというものが存在しています。二次創作をネットにあげるときに把握しておいた方がよいルールです。破っても罪にはなりません。ルールを守るか守らないかは個人の自由なので、自分で決めましょう。

ローカルルールには、過激な性的表現はSNSで控える、有名人の二次創作を堂々と行わないようにする、同人活動をなるべく一般人に見せないように気を付けるなどがあります。これは作品のイメージを損ねないためや、有名人本人やファンが人名で検索して二次創作を見つけ、不快な気持ちになることを防ぐための配慮から生まれたものです。ただし、ローカルルールに反した人がいたからといって咎める権利は私たちにはありません。

二次創作において口を挟むことができるのは、著作権を持つ原作者や企業のみです。ローカルルールに反した人への注意がきっかけで起こった炎上によって、作品イメージが悪くなる場合もあります。そのこともよく考えて行動するようにしましょう。

同人活動をする際は企業によって定められたガイドラインをよく読んで守り、原作者や企業に迷惑をかけないようにすることが大切です。ガイドラインを破って、原作のイメージを悪くしてしまうことがあると訴えられてしまう可能性もあります。また大切な原作の衰退にもつながりかねません。ガイドラインを熟知し、守ることを徹底するようにしましょう。

同人活動でやってはいけないことって?

二次創作は許されていますが、だからといって好き放題やっていいというわけではありません。原作者や企業の利益を損ねないように注意して活動する必要があります。同人活動においてやってはいけないことを紹介します。チェックして、間違いを犯さないように心がけましょう。

原作や公式グッズに著しく似たグッズを作って販売する

原作や公式グッズに類似したものを販売すると、原作の売り上げが低下する可能性があるので控えましょう。原作を好いているのなら、原作が衰退するような行動は慎んだほうがよいです。思いがけず似たものを作ってしまうこともあるかもしれません。そういった事態を避けるために、グッズを作る前など、公式をよく確認した方が安心です。

会社のような規模で活動する

会社のような規模で活動してしまうと、それは営利目的になります。また、版権元のライバル会社になってしまいます。同じ作品を愛する仲間同士で集まって活動するのは楽しく心強いかもしれませんが、会社のような規模での活動はやめましょう。

原作のイメージを大変悪くしてしまうような作品を作って販売する

原作のイメージを大きく崩す表現も慎まなくてはなりません。たとえば過激な性的表現が含まれていたり、キャラクターの捏造が著しくひどかったりするなどがそれにあたります。

たとえ原作を愛するがゆえに生まれた作品だったとしても、結果的に印象を悪くするようなものであれば頒布することは避けなければいけません。自分の作った同人誌が原作の印象を悪くしないか、作者がこれをもしも読んだとして大きく気分を損ねないかなどを客観的な目を持って確認してみてください。

もしも、客観的に見る自信がなければ、他の誰かに見てもらうようにしましょう。同人活動をする際は、原作や公式に似たグッズを作って販売しないようにし、会社のような規模での活動は避け、原作のイメージを悪くするものを世に発表することのないように気を付けましょう。

 

同人活動で利益を得ることは許されています。著作権に関しては違法ではありますが、基本黙認されています。企業や団体ごとにガイドラインを設けてあるので、熟読して守りましょう。それが自分の身や原作を守ることになります。ローカルルールに関しては原作のイメージを損ねないかを念頭に置いて、守るか守らないか自分で判断しましょう。ガイドラインを守り、原作を生み出した作者に尊敬の念をもって同人活動を楽しんでください。

 
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