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印刷した同人誌が余ったら…簡単にできる在庫管理方法はある?

公開日:2023/07/01  最終更新日:2023/06/16

簡単にできる在庫管理方法

同人誌を販売したけど、完売せずに余ってしまった。捨てるにはもったいないし、委託業者を使うにもお金がかかる。だからといって自宅管理は、スペースも取り、状態もキープしなきゃと大変そう。さまざまな悩みがあると思います。本記事では、簡単にできる余った同人誌の在庫管理を紹介します。ぜひ余った同人誌の在庫管理に役立ててください。

余った同人誌はどうする?自宅管理する場合

同人誌を販売した場合、余ってしまうこともあります。余った同人誌を自宅で管理することは可能ですが、大変でもあるでしょう。ここからは、同人誌の自宅での管理法と、自宅管理はしない方がよい理由を紹介します。参考にしてみてくださいね。

自宅での管理方法

自宅で管理しようと思った時に、思いつくのが段ボールでの管理ですよね。その段ボールで管理するのが、自宅での管理方法です。ほかにも、プラスチックのケースを活用する、倉庫を置くなどいった方法があります。

同人誌の多くは18禁の作品が多いため、適当に保管することはできませんよね。そのため、段ボールが透けて見えないのでおすすめです。

しかし、段ボールは耐久性も悪く、湿気にも弱いため、配慮が必要です。折れ曲がったり、状態が悪くなったりすると商品にならないので、こまめに段ボールを変えるなど、手間があります。

自宅で管理しない方がよい理由

下記2つが自宅で管理しない方がよい理由です。

・在庫が減らず、状態が悪くなる

次のイベントまで家で寝かせるといっても、数か月の時間があります。冬ならまだしも、夏は湿気が多く状態に影響が出やすいです。対処法としては、在庫を放置せずに、通販に出すことです。

自宅管理で放置して、売れないほど状態が悪くなってリサイクルに出すくらいなら、少しでも多くの人の手に渡ってほしいと思います。

自宅管理も通販も手間がかかりますが、その両方を天秤にかけた時に、通販の方が自分も得するうえ、相手も買えてよい気持ちにもなります。

・精神的に厳しい

実は、在庫管理という物理的な問題だけでなく、精神的な問題の方が大きいです。在庫を抱えている状況と、売れなかったという自分へのネガティブな思考が生まれてしまいます。

なるべく、目の届かないところに管理しなければ、目に入るたびにため息が出るでしょう。結局は、状態を確認しなければならないので、定期的にクローゼットを開けて落ち込んでしまうかもしれません。

次回のイベントであなたの作品を楽しみにしている人もいるのに、なかなか作品に集中できないなど、精神的な面でもかなり大変なので、自宅管理は避けた方がよいです。

自宅で管理できない場合の対処法

自宅で管理できない・したくないという場合の対処法としては書店委託が有効です。ここからは、書店委託についてとメリット・デメリットを紹介します。

書店委託について

書店委託とは、書店に同人誌の販売を任せることです。発送もしてくれるので、自分で通販して売れたら梱包という手間も省くことができます。この書店委託には3種類あります。専売・併売・買い取りの3つです。

専売は1つの店舗で長期間並べられることです。併売は、複数の店舗で並べられますが、期間は専売に比べ短いです。買い取りは、書店が余った同人誌をすべて買い取ってくれます。買い取ってくれないケースもあるので、注意です。

書店委託のメリット

下記が書店委託のメリットです。

・ファンが増える

書店委託では、書店に置くだけでなく、オンラインでの販売を行っている店舗もあります。そのため、イベントに行きたかったけど遠くて行けないという人や、イベントに興味がなくても書店に来て興味を持ち買う人もいます。

自宅で、通販してもこれは同じことですが、発送などに手間をかけなくていいのがメリットです。自宅保管して何も生まれないよりは、1人でも多くの人に読まれた方が嬉しいですよね。

・イベント以外でも利益が出る

イベントは、開催する日程や、時間に限りがありますよね。しかし、書店委託をすれば、日程も時間も気にする必要がありません。

次回に向けて、原稿スケジュールを組み立て、作業している間にも、書店やオンラインで自分の作品が販売されています。イベントと予定が合わなかった人には、かなり嬉しいサービスですし、売れたら自分も嬉しいですよね。WIN-WINな関係を築くことができるので、やって損なしです。

・在庫処分を行ってくれる

これは極力避けたい事ですが、仮に書店委託しても、在庫になってしまった場合、処分をお願いできます。しかし、自宅保管をして、もう商品として売れないとなった場合、自分で処分をすると手数料などのお金がかかります。

その分、書店側がやってくれるので手間が省けます。少し悲しい気持ちにはなりますが、在庫を少しでも減らしてくれたり、書店に並べてくれたりなど、とてもよいサービスなので、自宅保管で処分するよりは気持ちが楽かもしれませんね。

書店委託のデメリット

以下2つが、書店委託のデメリットです。

・手数料がかかる

だいたい2~4割ほどの手数料が取られます。書店に委託するわけなので、手数料は避けることができません。イベントで販売するよりも、少し高い値段で販売される形になります。

このデメリットに関しては、賛否で意見が分かれると思います。しかし、在庫管理や、書店販売、オンライン販売などを考えると、この手数料は妥当ですよね。

・委託の審査に通らないケースがある

作品によっては、書店委託ができないケースがあります。しかも、審査に通らない基準が明確ではなく、店舗によって審査の基準も異なるそうです。

とても大きなデメリットに感じますが、書店は多くあるので、いくつかの店舗に問い合わせをしてみましょう。審査に落ちたという話はあまり聞かないので、しっかりと本を作っていれば心配はなさそうです。

確定申告が必要なケースがある

多くの人が、専業ではなく、副業として同人誌の販売をしています。ここで気になるのが、確定申告。副業の場合は、取得が20万円を超えたら、確定申告が必要になります。

この時に注意するべき点は、20万円以下なら確定申告は必要ないので安心、というのはNGです。取得が20万円以下の場合でも、住民税の申告は必要になります。この点は見落としている人が多いので、注意が必要です。

専業の場合は、取得が48万円を超えると確定申告が必要になります。副業と同様に、専業で48万円以下の場合でも、住民税の申告は必要になります。ややこしいので、しっかりと整理し、頭に入れておく必要がありますね。

まとめ

今回は、印刷した同人誌が余った時の在庫管理について説明していきました。いかがでしたか。自宅での管理は、結論からいえば可能です。しかし自宅での管理にはデメリットもあります。自宅のほかにも、書店委託をはじめとする自宅以外での管理など、在庫管理の仕方はさまざまです。せっかく時間を割いて作った作品なので、処分をするということは避けてほしいです。書店委託なら、オンラインで多くの人の目に触れさせることができ、イベント以外での収益も見込めます。また、万が一処分することになっても自己負担が少ないです。また、少しでも利益が出た場合は、確定申告がなくとも、住民税の申告は必要になることには注意してください。ぜひ、在庫管理の方法を参考にしてみてくださいね。

 
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