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同人誌をフルカラーで印刷する際、配色のコツとは?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2020/03/09

最近では多くのお店で、従来よりきれいなフルカラーを利用して同人誌を印刷できるようになっています。低価格でサービスを利用できることも多くの人に利用されている理由です。ここでは、フルカラーで同人誌を製作した人のためにきれいに印刷ができる配色のコツについて詳しく紹介していきます。

異なる色同士の持っている相性

同人誌をフルカラーで印刷する場合に、気をつけたほうが良いのが全体のバランスです。同じ系統の色だけを使用した場合、全体のメリハリがなくなってしまうので、焦点のぼやけた印刷になってしまいます。

異なったタイプの色を上手に組み合わせて使用するのがコツで、違う系統の色を適材適所に使用することで、全体的なバランスをとることができます。例えば赤と青は正反対のイメージを持っている色ですが、赤一色の中に青をうまく利用することで、目立たせたい部分だけを効果的に目立たせることができます。

ただし、気をつけなければいけないのは、色にはそれぞれ相性があるので、異なった系統の色でも一緒に使用すると、たがいに持ち味を殺しあってしまうような場合もあります。複数の色を上手に使用するためには、あらかじめ相性の良い色を選んで配色することが必要です。

基本的に相性の良いのは原色系の色とそれ以外の色です。例えば黄色ならば、白や黒などの色との相性が良いです。逆に黄色と相性が良くないのは、同じ原色の赤などの色です。赤も黄色もどちらも個性が強い色なので、一緒に使用してしまうと、どちらもたがいの色を主張しあうので、統一感がなくなってしまいます。

白や黒などの色はどのような色とも合わせやすいので、どの色を使用するべきか迷った場合には、とりあえず白や黒を使用して全体のバランスを考えてみるのも一つの方法です。作品の内容によっては、意図的に色のバランスがとれていないようなデザインにする方法もあり、個性の強い色を一緒に使用することで、独特の雰囲気を生み出すことができます。

ほかの部分とは異なるイメージのページを作りたいような場合には、そのページだけ色の選び方を変えることで、作品全体のメリハリをつけることもできます。同じような色の使い方だけでは読んでいる方も飽きてしまう場合があるので、読者を飽きさせずにカラー作品を最後まで読ませるためには、インパクトのある配色を使用するのも効果のある方法です。

内容に合った色を選んで使用する方法

同人誌をフルカラーで作成する場合には基本となる部分の色をまず決めておくことで、ほかの部分の色も決めやすくなります。例えば、基本となる部分の色を水色にした場合には、目立たせたいところには、水色の中に使用すれば効果的な色を使うことで、メリハリのとれたデザインにすることができます。

どのような色をベースに使用するかは作る人の個性やセンスによって決められますが、印刷する作品の内容によって色を決めることも重要です。明るい内容の作品カラーのベース部分に、黒や灰色などの暗い色を使用した場合、作品のイメージが大きく異なってしまう場合もあるので作品のイメージに合った色を選ぶことが大切です。

明るい内容の作品ならば、白や薄いピンクなどの色をベースにしたほうが、作品全体も明るい雰囲気になります。ほかの部分も白やピンクと相性の良い明るい系統の色を使うことで、全体の雰囲気をより明るいものにすることができます。

逆に重たい内容の作品ならば、意識的に暗い系統の色を使用することで、全体的に雰囲気のあるイメージにすることができます。黒や灰色をベースに使えば、独特の雰囲気を紙面全体に作ることができるので、作品の雰囲気を効果的に高めることができます。

一つの作品の中に明るい展開の物語と重たい展開の物語が一緒に描かれているような場合には、それぞれの物語に合った色を使い分けることで、話の内容を盛り上げることができます。

ただし、色の移り変わりがあまりにも激しいと、読んでいる人も違和感を感じることがあるので、明るい色を中心にしたページから、暗い色を中心にしたページに移り変わる途中に、中間となる色を使用したページを入れることで、スムーズに雰囲気を変えることができます。

話の内容によっては色の雰囲気を、突然変えたほうが効果的な場合もあるので、自分の作った話の内容に合ったように色を決めていくことがポイントです。

人物や背景に色をつけるための工夫

同人誌をフルカラーで作製する場合には背景と人物のバランスを考えて配色することも重要です。登場人物が重要な役割を演じているような場面で、背景の色だけが目立ってしまうと、焦点が散漫になってしまうので注意が必要になります。登場人物を目立たせたい場合には、背景の色を薄めにすることで、メリハリのとれた配色にすることができます。

逆に、登場人物がいまどこにいるのかということを読者に教えたいような場合には人物よりも背景の色を目立つようにして色を選ぶ方法もあります。ぴったりの色を使用してきれいな背景を描くことで、作品の内容をより盛り上げることができます。

描く背景によっても使う色を変えたほうが、より雰囲気のある作品を作ることができます。例えばビルを背景としてカラーで描く場合には、コンクリートの持っている色などを忠実に再現することによって、都会的なイメージを作りだすことができます。

自然を背景として描く場合には、緑を上手に使用するのがイメージをふくらませるポイントで、同じ緑でも季節によって色が微妙に異なるので、作品に合った色を使用することで、季節の移り変わりを上手に再現することも可能になります。

人物の着ている洋服の配色なども作品の雰囲気を決める上で重要な要素になります。それぞれのキャラクターに合った色を洋服の色に選ぶことで、そのキャラクターの個性をよりわかりやすく読者に伝えることができます。

冷静な性格のキャラクターの場合には、着ている洋服の色も落ち着いたものを選ぶことで、そのキャラクターの個性を引き立てることができます。白や青などは、冷静なキャラクターの着ている服装に使用しやすい色です。感情的な性格のキャラクターの場合には、逆に強い色を着ている洋服などにも使用したほうが、キャラクターの持っている個性がよりわかりやすくなります。

感情の変化の激しさを、赤などの目立ちやすい服装の色でさらに強調させることができる効果もあります。その一方で、冷静な性格のキャラクターの着ている服装に、わざと派手な色を使用する方法もあります。

性格と見た目のギャップを作ることができるので、同じようなキャラクターが複数いるような場合にも、使用できる方法です。漫画の同人誌に色をつける場合には、コマの外側の余白の部分も重要なところで、白黒の同人誌ではできない、効果的な色の使い方をすることもできます。

 

同人誌をフルカラーで印刷する場合には、使用する色を工夫することで、より作品のクオリティーを向上させることができます。色を決める場合には、まず全体的なバランスをとることを優先するのが大切で、そのために決めなければいけないのが、全体の基本となるような色です。

ベースに使用する色によって作品全体のイメージが決まることもあるので、基本の色選びは特に重要になります。明るい作品ならば明るい色を使用するなど、作品の内容に合った色を選ぶのがポイントです。

背景と人物のバランスをとることも重要で、人物を目立たせたい場合には、背景の色に目立ちにくい色のものを使用することで、読者の視線を人物に集中させることができます。

 
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