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テレビドラマを対象に同人誌を作成!ドラマ同人の注意点やルールとは

公開日:2023/03/15  最終更新日:2023/03/10
ドラマ同人
同人誌は出版社の関与がなく、自費で製作・出版する代わりに自由な表現をできるのが魅力です。ただ、同人誌といってもさまざまなジャンルがあり、ドラマ同人と呼ばれるジャンルは人気カテゴリーの一つです。そこで本記事では、ドラマ同人とは何か、創作する際に守るべき暗黙のルールなどを解説します。

ドラマ同人とは

同人誌と聞くと、マンガやアニメのキャラクターを題材に創作するイメージが強いのではないでしょうか。もちろんそのようなジャンルもありますが、なかにはドラマ同人というジャンルもあります。ドラマ同人とは聞きなれないジャンルかもしれませんが、テレビなどで放送されているドラマを創作の対象とするのが特徴です。
ドラマ同人は「半ナマ」とも呼ばれ「生モノ」と区別されているのは知っておきたいポイントとでしょう。半ナマとは「半分ナマモノ」という意味で、役者や俳優など実在する人物(生モノ)が、ドラマで演じた役柄、物語中の人物を創作の対象とした同人誌のことを指します。
俳優や役者、アイドル、スポーツ選手といった実在の人物を題材とする、完全なる生モノではなく、あくまでドラマで演じている役を創作の対象とするため、生モノとは区別して半ナマと表現するのです。
なお、ドラマ同人のほか、映画や舞台など実写作品を題材にした同人誌はすべて半ナマといいます。ドラマ同人の具体例を挙げると、若手俳優好きの女性ファンが仮面ライダーやウルトラマンなどの特撮番組を創作対象とするケースなどが挙げられます。そのほか、恋愛ドラマもドラマ同人の中では創作の対象となるケースが多いでしょう。

さまざまな楽しみ方ができるドラマ同人

ドラマ同人は生モノとは異なり、あくまで実在の人物が演じた役柄を対象に創作活動を行います。ただ、とあるドラマがきっかけで俳優のことが好きになって生モノのように創作活動をすることもあれば、元ネタとしているテレビドラマとは別のドラマや番組を題材にして描く場合もあり、一口にドラマ同人といっても作り手によってさまざまな楽しみ方ができる点が魅力です。
ただ、作り手によって自由な楽しみ方ができるという点が、反対にトラブルになりがちであることも知っておかなければなりません。同人誌は出版社の関与がなく、趣味の世界で自由な表現をすることができる点が最大の魅力なので、ドラマ同人でも作り手の自由に楽しめばよいと考えられます。
ただ、ドラマ同人の場合は単にドラマのファンが創作活動をしているケースもあれば、主人公や脇役、悪者役を演じている役者のファンもいて、さらにドラマに原作がある場合は原作・原作者のファンもいるでしょう。
そのほか、ドラマを撮影している監督のファンもいるため、ドラマ同人に関わる人それぞれに好きなものが異なる状況が生まれます。ドラマ同人の創作活動をする際も、ドラマの中で何のファンなのかによってできあがる作品が変わるため、好きな要素の違いによってトラブルの起こりやすいジャンルとなっているのです。

ドラマ同人誌を作るときの注意点

実在の人物を題材にする生モノ、ドラマ同人をはじめとする半ナマは、対象がやや異なるとはいえ、広い意味でとらえると実在する人物を創作の対象としている点が共通しており、創作活動をするときは共通した注意点があります。
まず、ドラマ同人で描くのは役柄を演じている俳優とはいえ、実在する人物です。そのため、Twitterやpixivなどで広く認知されるような表現で作品を載せてしまうと何かをきっかけに本人が見てしまい、名誉棄損で訴えられてしまうかもしれません。
そのため、Twitterやpixivなど不特定多数の人が閲覧できるような場所でドラマ同人作品を載せないようにするのが注意点の一つです。
もしTwitterを使うのであれば鍵垢にする、pixivの場合はマイピクのみに公開して、拡散されないようにしましょう、また、Twitterやpixivなどで作品をあげて見てもらいたい気持ちがあったとしても、苦手な人がいることを理解して投稿するときは「nmmn」というタグをつけて投稿しましょう。
nmmnは“namamono:生モノ”を意味するため、半ナマを含む生モノ系のジャンルの作品をアップしていることを伝えられます。生モノ系のジャンルが苦手な方はnmmnのタグをミュートしたり、ブロックしたりしているはずなので、不意に作品を見せてしまうトラブルを避けられます
そのほか、ドラマ同人作品の表紙やサムネイルに、ドラマの切り抜きや本人の写真を使用しないようにすることも注意点です。著作権や肖像権の侵害で訴えられる可能性があり、注意しなければなりません。

生モノ・半ナマを取り扱ううえで守るべき暗黙のルール

実在の人物を題材にする生モノ、ドラマ同人をはじめとする半ナマは、対象がやや異なるとはいえ、広い意味でとらえると実在する人物を創作の対象としている点が共通しており、創作活動をするときは暗黙のルールがあります。
生モノ・半ナマは原則として、不特定多数の人が見ているSNSやWebサイトで分かるように発言するのは禁止です。もし発言するのであれば、作品の登場人物にあたる本人の名前やドラマの名前、役名など関連するキーワードを検索しても出ないようにする必要があります。
また、生モノ・半ナマは作品を見る側にも暗黙のルールがあります。たとえば作品を見て「よかったな」「最高だった」を思ったら、周囲の人に共有したくなるでしょう。しかし、生モノ・半ナマ作品は原則一人で楽しむものなので、スクリーンショットやURLを拡散したり、誰かに共有したりするのはやめましょう。
とくにSNSなどで何かをきっかけに拡散されれば、作家さんが炎上して創作活動が制限され、結果として好きな作品が減ってしまう可能性があります。また、生モノ・半ナマは二次創作として、実在する人物同士を作品の中でカップルにさせたり、BLの内容として描いたりするのが主流となっています。
推しカップルの作品があれば共有したくなるかもしれませんが、そもそも感想やURLなどをSNSなどのおおやけの場所に投稿しない、もし投稿するのであれば検索しても出てこないように工夫しましょう。
このように、生モノ・半ナマの暗黙のルールを見ると、周知されないことが大切であるというのが分かります。というのも、生モノ・半ナマ作品は実在している人物を描いているので、本人はもちろん、事務所の目にとまれば名誉棄損で訴えられる可能性があります。
もし訴えられなかったとしても、本人がストレスを感じてしまう可能性があり、応援したい気持ちで作った作品がマイナスの影響を与えてしまうかもしれません。
また、おおやけの場に生モノ・半ナマ作品が出ることで世間からバッシングを受け、創作活動が制限されることも考えられます。このような予期せぬトラブルを避け、自由な創作活動を続けるためにも、暗黙のルールを守って楽しむことが大切です。

まとめ

ドラマ同人とは、ドラマに登場する人物を創作の対象として描く同人誌です。アイドルや俳優、スポーツ選手などの実在の人物を対象とする生モノと区別して、半ナマと表現されることもあります。ただ、生モノと半ナマは同人誌界では区別されているとはいえ、実在の人物を題材している点は共通しており、作品の取り扱いには共通したルールや注意点があります。基本的には、不特定多数の人に見られず、本当に生モノ・半ナマが好きな人だけが見られるように自主規制をかけるというものです。興味がある方は、ルールや禁止事項、用語などを理解したうえで作品に触れるようにしましょう。
 
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