おすすめの同人誌印刷所を比較形式で10選ご紹介!口コミでの評判も高い人気の業者を厳選!

同人誌印刷をデジタル入稿する流れ

公開日:2021/02/15  最終更新日:2021/02/03


趣味で絵を描く人の中には、同人誌を出してみたいと考えている人も多いのではないでしょうか。パソコンがこれだけ普及してきた中、個人で同人誌を印刷する事はより簡単になっています。特に原稿をデジタル作画する人は、データを送るだけで完成品を届けてくれるサービスが展開されているので、本記事ではその流れを追っていきます。

どのサービスを選ぶかを検討する

原稿はまずデジタル作画する前提で話を進めます。アナログだとスキャンの工程を挟むか、印刷所で一度スキャンしなければならないためにどうしても手間になるからです。今現在オンラインでデータ入稿出来る同人誌印刷サービスは多数立ち上がっており、好きなところを選べる状況です。

周りが使っている大手を選ぶか、それほど使われていないもののサービスが充実しているところを選ぶかは自由ですが、最低限の機能は備わっているところを選ぶといいでしょう。 場合によってはイベント前にあまりにも殺到してしまい、間に合わない状況があるかもしれません。

印刷所はプロの仕事でなんとしても作り上げるものですが、こちらの不備でちょっとした漏れがあった場合に忙しいところでは修正が間に合わなかったりするのです。あらかじめ評判やレビューを確認しておき、過去に入稿の不備がなかったかどうかを確認しておくといいかもしれません。ついでにこちら側での不備にどう対応してくれたかの話も、見ておくと参考になるので重要な部分と言えるでしょう。

データ入稿とバージョン管理の注意点

サービスを選んだらまずは会員登録をします。そのサービスにおいて、どの様な形態の入稿が出来るかを確認しておきましょう。一度頼んだあとは次から同じ仕様で入稿出来るサービスが多いので、初めは設定が面倒ですが次からは楽になります。

データの入稿はある意味でクラウド保存の様な部分もありますが、あくまでも印刷を目的とした受け渡しなので元データを手元に残しておかなければなりません。 データ保持期間は多くのサービスで決められているので、アップロードしたからと安心するのではなくしっかりと保管を確認しましょう。

こういったものは少し修正したからと同じ名前で保存していると、バージョン管理が分からなくなりがちです。日付などを利用したファイル名にして、古いデータをアップロードした状態にしないように注意しなければ修正前のもので印刷されてしまいます。自己責任の部分もありますが、後から印刷所に文句を言ってもどうしようもないので、しっかりと確認した上で扱っていく様にすると安心できるかもしれません。

入稿する画像のデータ形式について

同人誌のデジタル入稿は大まかに分けて画像データとPDFデータに分かれます。画像の場合は拡張子がjpgやpng、TIFF辺りがどこも対応している形式と言えるでしょうか。どれでもいいというか、自分の使っているソフト環境で保存されたものが一番いいのですが、敢えて選ぶならpngにしておくと安心です。

jpgは圧縮に優れていますが、小さい画面で見ている場合には綺麗に見えても印刷してみると粗が目立つ場合もあります。 これの対処策は元々大きめの原稿サイズにしておくことですが、入稿の段階で困っても後の祭りになってしまうのでデータ形式で調整しましょう。

そして既にPDFで同人誌を作り上げている人は、ある程度画像からPDF化を経由しているので問題ないのではないでしょうか。PDFになっているという事は画像サイズも統一されているはずですし、描いた画像を保存して加工しているので問題は解決しているはずだからです。どちらがいいという事もないので、やりやすい形式で保存しておくといいかもしれません。

製本設定で紙の厚さや質を選んでいく

同人誌は本の印刷なので、製本の設定が必要になります。分かりやすいところでは紙の質があり、紙の厚さはkgで表現されます。これは100枚ほどを重ねた時に何kgになるかの印刷業界独自の単位で、触れば厚さは分かりますがサンプルがないと分からないので、一般的なのを選びたい場合はどれが最も使われているかを調べてそれを選べばいいでしょう。

また、当然の事ながら上質紙で手触りの良い紙質にするか、普通紙でそうではないものでもよく安くするかの選択があります。例えば記念に作る目的で10冊作るつもりならいくらでも豪華にしたいと思うでしょうが、これを500冊も1,000冊も印刷するとなると段階的に費用が上がっていってしまうのです。

さらに前提として印刷というものは10冊程度では受けてもらえないので、どんなに少なくても100冊程度は見ておかなければなりません。こういったものを作る時はそういう意味でも費用をしっかり見込んでおく必要があるでしょう。印刷以外にも様々なお金が掛かるので、注意が必要です。

用紙サイズと右綴じ左綴じの設定

製本設定ではもっと重要な部分があり、それが用紙サイズです。

同人誌での大きな選択肢として、A4かB5かの選択があるでしょう。自分で描いている段階ではどちらにするか想定していなかったとしても、実際に印刷する段階になれば選ばなければなりません。どちらが正しいという事はないので、例えば自分が以前にA4で出していたのなら並べやすい様に今回もA4にするなどの考え方があります。

綴じ方も大きな選択ですが、基本的に縦書きの漫画の場合は左にめくっていくので右綴じになります。不安なら他の人の設定の話などを聞いて確認しておきましょう。ここが間違えると後悔する事になってしまいます。

それぐらい重要なのが綴じ方と言えるでしょう。作るのが初めての場合は意識しないところですが、表紙だけは加工方法を変えられる場合が多く、こだわるとしたらそこになります。表紙だけカラーにしたり厚紙にしたりと、よくある同人誌で使われている手法はある程度どこでも選択出来るので、念頭に置いておいたほうがいいかもしれません。

非常に重要なプレビュー機能とは

設定が済んだら実際に画像データをアップロードしていきます。サービスによってはそこで終了ですが、最近のものは便利なところが増えており、サーバー上で画像プレビューが出来たり少しだけ修正出来る物があります。画像形式がバラバラだったとしてもそこで調整してくれたり、ページの並びがおかしかったらそこで修正出来るものもあるので有効活用しましょう。

そういったプレビュー機能は、ない場合は印刷後に気付いて後悔するレベルの話なので、サービスを選ぶ段階でそれの有無が重要とも言えます。半年に一回の久しぶりの作品が失敗してしまったら後悔するだけでは済みません。

また、そのままイベント会場に納品してもらって売ろうと考えている場合は、会場で失敗に気付くという悲しい状況になってしまうからです。プレビュー機能はあちこちで採用されていますが、大手だからといってある訳ではありません。最も重要な機能と言えるかもしれないので、選ぶ時にその有無を確認して、後々後悔しない様な同人誌生活を送れるように考えましょう。

 

絵を描く人が全て同人誌を作る訳でもないですが、終着点ともいえるのが製本です。それを売る用になれば一人出版社ともいえる楽しい趣味なので、同人誌を作る人はいなくならないのでしょう。近年非常に便利なサービスも増えているので、デジタル入稿で失敗のない製本をするために、様々なサービスにアンテナを伸ばして活用していきましょう。業者は数多く存在するので、まずはサービスを比較してみることをおすすめします。

 
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