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同人誌印刷業者への入金はいつすればいい?

公開日:2020/01/15  最終更新日:2020/03/06

近年は同人誌印刷業者へのニーズが高まっています。その理由としてはスキルが高く、比較的リーズナブルな価格で上質に仕上げることができるという点が挙げられます。業者へ入金するタイミングとしては、さまざまなものがあります。代金の支払いは顧客側にとっても、また業者側にとっても非常に大切なことなので詳しく見ていきましょう。

前払いについて

同人誌印刷業が前払いで対応している場合、入金のタイミングとしては発注したタイミング、すなわち契約時が一般的となります。具体的には顧客から電話で問い合わせがあって、顧客とスタッフとの打ち合わせを経て、スタッフから顧客へ見積の提示があり、顧客がその見積書に問題がなかった場合には正式に発注となりますが、この時点で入金する、というものです。

前払いのメリットはあらかじめ入金いただくことで貸倒れを防ぐという点が挙げられます。最初にお金をいただき、顧客が逃げてもお金は確実に入っていますので、貸倒れを防ぐことができるということで、これは主に業者側にあるメリットと言えます。

一方、前払いのデメリットとしては顧客側にとっては業者による債務不履行で損害を被る危険を有すという点にあります。最初にお金を払ったものの、期限までに納品できなかったり、支払い後に業者が逃げてしまうなどのリスクを背負うということで、これは主に顧客側にあるデメリットと言えます。

このように前払いは業者側にはメリットがあるものの、顧客側にとってはデメリットがある方法と言えます。近年は顧客の立場に立ったサービスを展開している業者も多くなっており、そうした顧客第一主義の立場からすれば、前払いは適切な支払い方法ではないと言えます。

このため、こうした前払いを採用している業者は少なくなってきているのが現状となっています。なお、前払いの金額としては、契約金額の全額を支払う場合もあれば、契約金額の一部のみ前払いとして支払い、残りを中間払いや精算払いで支払う場合もあります。

後者の場合における割合は、業者によって異なりますが、概ね、前払いが4割、中間払いで2割、精算払いで4割という割合になっていますが、前払いの割合を小さくしたり、あるいは、前払いと精算払いの2回払いのみにしているなど、そのスタイルは業者によってさまざまです。

中間払いについて

同人誌印刷業者が中間払いで対応している場合、入金のタイミングとしては印刷工程の半分を経過した時点が一般的となります。具体的には発注後にデザインを作成し、それが完了したら校正となって、それが終わったら印刷に取りかかる、その直前の時点で入金する、というものです。

中間払いでは顧客がデザインをチェックした上で印刷に取りかかることを了承したら、中間払いとして支払うこととなります。中間払いのメリットは運転資金が無理なく確保できるという点にあります。これは特に工程が長期間に及ぶ場合には効果的で、長期間に工程が及びますとその間、人件費などさまざまな費用が発生します。

顧客からの支払いがなければ、支払いがあるまで業者側がその費用を立て替えて負担しなければなりません。大手業者のように資金が潤沢にあるような業者なら問題ありませんが、中小業者のように資金がそれほど潤沢にない場合にはこの負担はかなりのものとなります。中間払いによる顧客の支払いがあれば、こうした負担が軽減されることとなります。

一方、デメリットとしては前払いのデメリットと同様のリスクを顧客側が負う点にあります。中間払いを支払った途端に、業者がいなくなってしまうなど、損失を被る危険性が潜んでいると言えます。

このように、中間払いもまた、前払い同様、業者側にはメリットがあるものの、顧客側にとってはデメリットがある方法と言え、顧客第一主義を取る多くの業者にとってはあまり馴染みのないものと言えます。このため、中間払いを採用している業者も少なくなっていると言えます。

なお、中間払いの金額としては、契約金額の全額を支払う場合もあれば、契約の金額の一部のみを中間払いとして支払い、残りを精算払いで支払う場合があります。後者の場合における割合は、業者によって異なりますが、概ね、中間払いと精算払いとは50%ずつとなっています。

後払いについて

同人誌印刷業者が後払いで対応している場合、入金のタイミングとしてはすべての工程が完了した時点が一般的となります。具体的には印刷が開始され、それが完了し、成果物が顧客の手に渡り、その内容に問題がなければ入金するというものです。

後払いのメリットは成果物が完成した時点で支払うので、業者が逃げても損失を被ることがないという点が挙げられ、これは主に顧客側のメリットと言えます。

一方、デメリットとしては業者側の負担が大きいという点が挙げられます。成果物が完成するまで顧客からの支払いがありませんので、その間に発生するさまざまな費用についてはすべて業者が負担しなければなりません。しかも、大規模な工程になればなるほど、その負担は大きくなり、デメリットも大きなものとなります。

このように、後払いは顧客側にはメリットがあるものの、業者側にはデメリットがある方法と言えます。ただ、近年は業者においては各工程におけるさまざまな工夫を凝らすことで、コストカットを常に意識しているため、こうしたデメリットを克服しているところも多くあります。

後払いは顧客第一主義の立場を取る業者にとっては最も相応しい支払い方法であるので、こうしたさまざまな工夫を凝らす業者も多く見られているところです。このため、現状では後払いを採用している業者が最も多く見られています。

なお、後払いの金額としては契約金額全額を支払う場合もあれば、契約金額の一部のみを後払いとして支払い、残りを前金払いや中間払いで支払う場合もあります。後者の場合における割合は前金払いで説明したとおりですが、この場合は前金払いで説明したデメリットも考慮する必要があることに注意しなければなりません。

以上から、多くの業者が採用しているのはすべての工程完了後において支払う後払いで、しかも、契約金額の全額を支払う方法となっています。

 

同人誌印刷業者へ入金するタイミングとしては前払い・中間払い・後払いがあります。

前払いは契約時において支払うもので、貸倒れを防ぐという業者側のメリットがある一方、顧客側で損失を被るリスクを背負うといったデメリットがあります。

中間払いはデザインが完了し、印刷工程に入る直前で支払うもので、運転資金が確保できるという業者側のメリットがある一方で、顧客側にとっては前払いと同様のリスクを背負うと言ったデメリットがあります。

後払いはすべての工程が完了し、その成果物に問題がなければ支払うもので、損失を被るリスクがなくなるといった顧客側のメリットがある一方、業者側にとっては運転資金が確保できないといったデメリットがあります。

近年は顧客第一主義をとっている業者が多いため、工程における工夫を凝らしてさまざまなコストカットをすることによって、契約金額の全額を後払いで対応しているところが多くなっています。

 
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