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クロスオーバーってどういう意味?同人誌を作るなら知っておこう!

公開日:2023/04/01  最終更新日:2023/04/14

クロスオーバーってどういう意味?
同人誌は自由な創作活動をできることがメリットであり、クロスオーバーと呼ばれる行動も積極的に行われています。一般的にいうクロスオーバーと同人誌の世界でのクロスオーバーとは意味が異なる部分があり、専門用語として理解していくことが大切です。そこで本記事では、クロスオーバーとはどのような意味なのかを解説していきます。

クロスオーバーとは

同人誌を作る際、さまざま専門用語を知る機会がありますが、「クロスオーバー」も専門用語の一つです。クロスオーバーとは、複数の異なる作品が交わることを指し、一次創作、二次創作にかかわらず可能です。

たとえば、一次創作でクロスオーバーをするなら、オリジナルキャラクターである「うちの子」と交流先のキャラクターである「よその子」を登場させた物語が作られます。

一方、二次創作におけるクロスオーバーの場合、すでにキャラクターが存在しているため、一人の作者が複数のキャラクターをクロスオーバーさせて作品を作るケースが一般的です。

なお、クロスオーバーで交流が行われるときは、原作のキャラクター設定を保ったまま別の作品に登場することが多いのも特徴といえるでしょう。異なるアニメーションのキャラクター同士を交流させて新たな冒険物語を描くとなっても、そもそものキャラクターの能力や特徴、性格などは引き継がれるのです。

代表的なクロスオーバー作品を挙げると、「大乱闘スマッシュブラザーズ」という人気ゲームや映画化などされて大人気のマーベルヒーローが集合する「アベンジャーズ」などがあります。いずれの作品も共演するキャラクターたちそれぞれの良さや魅力が生かされているのが魅力です。

混同されやすいけれど微妙に違う言葉

同人誌の世界では、クロスオーバーと混同されがちな単語があります。たとえば、コラボですが、クロスオーバーはキャラクター同士が共演するのに対し、コラボは共同作業や合作といった意味で用いられるのが一般的です。

ダブルパロディは、ある作品の場面を別のキャラクターに置き換えて描く二次創作にあたるため、クロスオーバーとは意味合いが異なります。

さらに、ゲスト出演という言葉は、キャラクター同士の共演が行わるものの、1話のみあるいは数話だけといった限定的な共演で使われる言葉です。

このように、クロスオーバーと似ている言葉はあるものの、それぞれの単語によって意味が異なるのです。同人作品を作る場合は、同人誌の世界における単語ごとの意味の違いについて知っておくことも重要といえるでしょう。

クロスオーバーさせるメリット

同人誌を作る際、まずは自分の思い描く世界を作品に反映したいと考えるケースが多く、クロスオーバーには興味を持たないケースもあるでしょう。

しかし、SNSの交流が盛んな現代社会においては作者同士の交流も盛んであり、意図せずクロスオーバー作品が生まれることも少なくありません。このように、クロスオーバー作品を通じて、作者同士の交流を深められたり、同じ趣味を持った人と意思疎通ができたりすることで創作活動のモチベーションアップにつながったりするのがメリットだといえます。

創作活動は基本的に一つで行うものですが、話の展開に行き詰まったり、創作意欲が沸かなかったりするケースも少なくありません。そのような状況において、クロスオーバーで作者同士の交流を深められるのは創作活動を進めるうえで大きなメリットとなるのです。

そのほか、クロスオーバーはアイデアを得られるのもメリットの一つです。創作活動をする際、自分の頭で思い描くストーリーに限界が感じられることもありますが、クロスオーバーを通じて他のキャラクターと交流すると頭では思い浮かばなかったストーリーやキャラクターのイメージを得られることがあり、創作活動の幅を広げる意味でもメリットがあります。

クロスオーバーさせるデメリット

クロスオーバーはメリットがある反面、デメリットもあります。というのも、クロスオーバーはキャラクターが本来の作品とは異なる世界に登場することが特徴なのですが、作品の世界観を重要視する人にとっては世界観を壊されるという捉え方になることがあるのです。

そのため、Twitterやpixivには「クロスオーバー注意」という但し書きが掲載されていることがあり、苦手な人が一定数いることがわかります。

クロスオーバーが好きな人同士で交流するのは何の問題もないといえますが、苦手な人がいることも認識したうえで活動することがトラブル回避になります。好き嫌いがあるのは当然のことなので、原作やキャラクター、世界観を大切にしたうえでクロスオーバーを行うことが重要です。

クロスオーバーの同人誌を作るときの注意点

クロスオーバーの同人誌を作るときは注意点もあります。デメリットで解説している通り、クロスオーバー作品は原作の世界観を壊されるなどの理由で苦手な人がいるのも事実です。

そのため、クロスオーバー作品を投稿するときは「クロスオーバー」とタグ付けすることが注意点の一つです。タグをつけることでクロスオーバー作品を見たい人が見つけやすいようにするのはもちろん、苦手な人はタグをブロックするので検索除けになる効果もあります。

また、クロスオーバーを題材にした作品の場合、二次創作にあたるのが基本的であるため「版権クロスオーバー」というタグをつけるのが一般的です。クロスオーバー作品で登場するキャラクターがその作品オリジナルのものでない場合、「版権作品」という認識になるので「版権クロスオーバー」というタグが必要になります。

稀にオリジナルや一次創作といったタグが付けられていることもありますが、タグのつけ間違いには注意しなければなりません。なお、作品によっては明確にクロスオーバーを禁止しているケースもあるため、作品ごとのルールや決まりごとを守ったうえで創作活動をするように注意しましょう。

同人誌は出版社の関与がなく、自由な創作活動をできるのが魅力ですが、自由であるが故に秩序を保つための決まりごともあります。クロスオーバーの場合、原作への敬意を大切にするためのルールがあるため、意欲だけで創作活動をするのではなく、ルールを確認したうえで創作活動を始めることが大切です。

同じ趣味を持ち、クロスオーバー作品を手掛けている作者がルールを守っている中で、知らなかったことでルールを破ってしまうと創作活動の場が限定されてしまう可能性もゼロではありません。著作権の観点から原作側に訴えられるなどのトラブルに発展すれば、ニューなどで取り上げられて活動を制限されるでしょう。

できるだけ自由な活動の場を守るためにもルールが設けられているため、ルールを理解したうえで創作活動をスタートすることが大切です。とくに原作への敬意を忘れないことは、クロスオーバー作品を作る上で大切にすべきポイントでしょう。

まとめ

同人誌のジャンルの中にはクロスオーバー作品と呼ばれるものがあり、複数の異なる作品が交わることを指します。代表的なクロスオーバー作品を挙げると、「大乱闘スマッシュブラザーズ」という人気ゲームやマーベルヒーローが集合する「アベンジャーズ」などがあります。クロスオーバーは作品の世界観を広げられたり、自分だけでは思い浮かばなかったストーリー展開ができたりすることが魅力ですが、原作の世界観を大切にしたいという考えから苦手な人も一定数いるのも事実です。クロスオーバー作品を制作するときはタグ付けなどのルールがあるため、ルールを守り原作への敬意を大切にしながら創作活動を行うようにしましょう。

 
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