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印刷の種類の一つ「コピー本」とは

公開日:2020/07/01  最終更新日:2020/07/13

近年、自分で印刷して同人誌を作る「コピー本」が注目されています。「コピー本は手軽に作成できる」「安価で作成できる」などさまざまな魅力がある反面、いくつかのデメリットがあるのもまた事実です。しかし上手にできれば、コピー本であっても上質に仕上げることができます。今回はコピー本のメリットとデメリット、注意点などをご紹介します。

コピー本には多くのメリットがある

コピー本のメリットとしてまず挙げられるのは、「欲しいときにすぐに作成できる」という点です。印刷会社などへ外注した場合には、印刷会社のプランや料金、時期によって仕上がりのタイミングが大きく変わってきます。また、印刷会社への発注の場合には希望の納期に合わせて締め切り日が設定されているため、締め切りに間に合うように原稿を作らなければなりません。

趣味で同人誌を制作している方や仕事や学業の合間を縫って制作している方にとっては、締め切りがストレスとなる場合も多いでしょう。しかしコピー本なら、原稿が完成したらコンビニエンスストアなどでコピーすれば印刷作業が完了となるため、都合のよいタイミングで制作できます。急に印刷する必要が生じた場合にもすぐに対応できるのも魅力といえます。

さらに、「必要な部数だけを印刷できる」という点も大きな魅力と言えます。印刷会社へ外注する場合には、印刷部数を事前に決めたうえで発注することになります。このため、工程の途中で部数を変更することは基本的に難しいのです。

印刷を外注する場合、一般的に100部~200部などある程度まとまった数量からの受付となります。少ロットでの発注には対応していない印刷会社も少なくありません。しかしコピー本ならいつでも部数を変更可能なうえ、1部や2部といった非常に少ない単位でも印刷できます。

そして何といっても大きな魅力なのが、印刷会社に依頼するのと比べ安い価格で仕上げることが可能な点です。印刷会社への外注とると、それなりの費用が掛かることはいうまでもありません。部数が増えれば増えるほど、1部あたりの価格は安くなりますが、個人にとっては負担の大きい金額となってしまいます。

ハードカバーにするなど装丁にこだわったり、カラー印刷にしたりといった特殊な仕様が加わると、さらに費用はアップすることとなり負担はさらに大きくなります。その点コピー本の場合は、基本的に印刷代だけしかかかりません。一般的なコピー機で印刷した場合、片面で1枚5円~10円程度、両面で10円から15円程度ですので、外注する場合に比べるとかなりのコストカットが可能となります。

コピー本のデメリットは?

一方でコピー本にはデメリットもいくつかあります。デメリットとしてまず挙げられるのが「大量の印刷は難しい」という点です。印刷会社へ発注する場合には1,000部、2,000部といった大量部数での印刷も可能ですが、コピー本の場合にはそうはいきません。

コピー本の印刷はコンビニエンスストアや自宅のコピー機で行うのが一般的ですが、コンビニエンスストアのコピー機で大量の印刷をするのは迷惑となるでしょう。ほかのお客さんのことを考慮すると非常に難しいのが現状です。印刷した後はホッチキス留めなどといった製本作業をしなければなりませんが、1,000部単位などの大量部数になるとこの作業も非常に大変なものとなります。

また、コピー本は書店への委託販売ができないという点もデメリットとして把握しておく必要があります。そのため、コピー本はインターネットを通した自家通販や同人誌即売会などのイベントで販売するのが一般的です。自家通販は手作業での販売ですので書店のように大規模な営業活動はできないもの、販売数がさほど多くなければ個人や少ない人数のサークルでも対応可能です。

さらに、分厚い本を作ることに限界があるといった点もデメリットです。前述したように、印刷後はホッチキス留めなどによる製本作業をしなければなりません。しかし厚みがあるとホッチキス留めができなくなります。ページ数が多く厚みがある場合には、印刷会社で専用の機械を使って製本する必要があり素人では対応が難しくなります。

より上質なコピー本を作るためのポイント

より上質なコピー本を作るためのコツとしてまず挙げられるのが、作業に取りかかる前に大きさやカラーなどの仕様をきちんと決めておくことです。これは非常に重要なポイントで「事前にきちんと仕様を決めていなかったために、うまく仕上げることができなかった」といったケースは非常に多く見受けられます。したがって、作業前にはまず制作する本の仕様をきちんと定めておくことが成功の秘訣と言えます。

たとえば大きさの場合、「A4判にするのか、B5判にするのか」、色合いでは「モノクロにするのかカラーにするのか」「表紙だけをカラーにして、そのほかはモノクロにするのか」などの点を詳しく決めていきます。

次のポイントは「表紙をどのように作るか」という点です。表紙については「できるだけデザイン性の富んだものにしたい」、といった思いから、CLIP STUDIOやAdobe Photoshopなどといった難しいソフトを使おうとして苦労する方も多いのではないでしょうか。

しかし、はじめから難しいソフトを使用する必要はありません。たとえば、一般的によく利用されているマイクロソフトのwordでも十分に上質な表紙を作ることができます

wordを開いて「挿入」-「表紙」の順にクリックすると、表紙に相応しいいくつかのテンプレートが表示されます。その中から使えそうなテンプレートを選んで、あとはそれを編集加工するだけです。「デザイン」というメニューを使って、配色を変更したり、文字を書き込んだりすることもできます。操作は非常に簡単ですので、初心者でも手軽に作ることができます。

そして本文を作るときのポイントとしては、4の倍数のページ数にすることです。コピー本の場合、紙1枚で4ページとなります(片面で2ページ、裏面で2ページとなります)。そのため、例えば30ページなど4で割り切れないページ数については白紙のページが出てくることになってしまいますので、この点も十分に注意する必要があります。どうしても4の倍数にすることができない場合には、本文のレイアウトを変更するなどの対処が必要となります。

 

自家製の同人誌であるコピー本にはさまざまな魅力がある反面、デメリットも少なくありません。「欲しいときにすぐに作ることができる」「必要な印刷部数分だけ作ることができる」「手ごろな価格で作ることができる」といったメリットがあり、デメリットとしては「大量の部数を印刷できない」「書店へ販売を委託することができない」「厚めの本をつくることができない」といった点があります。

コピー本をより上質に作る方法としては、作る前に大きさや色などの仕様をきちんと決めておくこと、無理せず使いこなせるソフトを使用すること、本文は4の倍数になるように作ることなどです。デメリットはあるものの、印刷会社へ発注する場合に比べて手軽・低価格で、工夫次第では上質に仕上げることも可能という点が多くの人から注目されている理由といえるでしょう。

同人誌を作る際にはいきなり印刷会社に依頼する方は少なく、コピー本の作成から始める方が多いのではないでしょうか。今回ご紹介したポイントを参考にし、納得のいくコピー本を作ってみてください。

 
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