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中綴じと無線綴じ。同人誌を綴じる際はどちらの方法を選ぶべき?

公開日:2021/10/01  最終更新日:2021/09/29


同人誌を製本しようとしたときに「中綴じ」と「無線綴じ」で迷っている人もいることでしょう。中綴じや無線綴じは、どちらも製本の方法ですが、ページ数や仕上がりのイメージによってどちらを選んだほうがいいか決まっています。今回の記事では、中綴じと無線綴じの違いを説明します。理解して、ぴったりの製本方法を選びましょう。

中綴じのメリット・デメリット

中綴じとは、用紙を2つに折った状態で、中央の折り目部分をステープラーや針金を使って綴じる製本方法です。レイアウトの自由度が高いのが特徴で、薄い小冊子、カタログ、パンフレットなどでよく使われている綴じ方です。中綴じのメリットやデメリットを解説していきます。

中綴じのメリット

同人誌のページ数が少ない場合、しっかり綴じられるのかという不安もありますよね。中綴じの場合、最低4ページからとページ数が少ない冊子でもしっかり綴じることができます。

さらに、ページをめいっぱい開くことができるのも中綴じの利点のひとつです。ホチキスで綴じるので、ページの根本までしっかりと開けます。大きな絵や見開き原稿を多用する同人誌におすすめです。また、制作の工程が少ないので、印刷費用も安く済みます。そのため、予算が限られている人にも向いている綴じ方です。

中綴じのデメリット

よいことが多いように感じる中綴じですが、デメリットもあります。紙を重ねて綴じる製本方法のため、外側から中心のページに向かってズレが生じやすくなるのが難点です。さらに、少ないページ数に向いている中綴じだからこそのデメリットもあります。

綴ることができるページ数には制限があり、印刷会社や使用する用紙の厚みによって幅はあるものの40ページから80ページまでしか綴じられないことが多いです。同人誌の印刷では、16ページを超えるときには無線綴じが選ばれることも少なくありません。用紙を2つ折りにして綴じる製本方法であることから、全体のページ数を4の倍数にしなくてはいけないというのもデメリットのひとつです。

中綴じの注意点

中綴じで製本する過程には、面付けという作業が不可欠です。面付けの目的は、紙を折って綴じたときに正しいページ順になるようにすることです。中綴じの場合、面付けがやや複雑なので注意が必要になります。紙の見開き両面を使うことから、1枚に4ページぶんの内容が印刷されることになります。

さらに、見開きのまま二つ折りにして重ねていくので、ページ順と表裏の組み合わせを間違えないようにしなくてはなりません。面付けをするときには、表紙と裏表紙を基準にしてページの順番を考えるとミスが少なくなります。たとえば、表紙の裏は1ページ目、裏表紙の裏は最終ページとなります。これが印刷する1枚目ということになります。

あとは、重ねる紙の4面を片側に区切ります。そのうえで、割り当てるページを考えていきます。表紙側はページ順に原稿を割りあてていき、裏表紙側はページのうしろから順に割り当てます。面付けは、はじめて自作する際に失敗しやすいところでもあります。縮小印刷してページの順番にズレがないか実際に確認すると失敗なくできます。

無線綴じのメリット・デメリット

無線綴じとは、糸やホチキスの針などを使わないで製本する方法です。重ねた用紙の背の部分に糊をつけ、表紙と接着することで製本します。ここからは、無線綴じのメリットやデメリットを解説していきます。

無線綴じのメリット

無線綴じの最も大きなメリットは、ページ数が多くても製本できるという点です。本の背が平たくなるので、厚さがある同人誌ならば背表紙に文字を入れることも可能です。背表紙があると安っぽさがなく、きちんとした印象に仕上がるのもメリットのひとつです。

無線綴じのデメリット

無線綴じはページ数の多いものに向いている製本方法ですが、ページ数の少ない冊子には不向きです。また、表紙のデザインを作成するときにはちょっとした計算が必要です。本の厚みによって生じる背表紙部分の幅を考えて作成しなくてはいけません。

無線綴じの注意点

無線綴じの場合、見開きいっぱいにページを開くことはできません。そのため、ページを開いたときに真ん中にくる綴じ代部分まで原稿を印刷してしまうと、読めなくなってしまいます。左ページなら右端、右ページなら左端に余白を残したレイアウトにする必要があります。とくに、イラストなどをレイアウトする場合は、真ん中の部分が切れてしまうため、注意する必要があります。

中綴じと無線綴じ、それぞれのおすすめ活用シーン

中綴じや無線綴じはどのようなシーンで使われることが多いのでしょうか?これから同人誌を製作する人のなかには、どちらの綴じ方にしようか迷っている人もいますよね。ここでは、中綴じと無線綴じの活用シーンを紹介します。綴じ方を選ぶときの参考にしてください。

中綴じのおすすめ活用シーン

中綴じのメリットのひとつは、見開きの紙面が見やすいことです。イラスト集や、見開きページを活用した構成になっている漫画などにも最適です。また、少ないページでも製本できること、印刷にかかる費用が安いことから、セルフ製本でフリー冊子を制作する場合や、配布用のパンフレットなどにも活用できます。

無線綴じのおすすめ活用シーン

無線綴じは製本可能なページ数が多いことがメリットです。個人で発行する同人誌や、複数の作家で作るアンソロジー本、合同誌はページ数も多くなりがちです。そうしたページ数が多めの同人誌であれば、無線綴じにするのがおすすめ。さらに、ページを見開きで見るのには向きませんが、ページ数が多くなるイラスト集であれば無線綴じが使われることも多いですよ。

製本で気をつけるべきポイント

中綴じと無線綴じ、それぞれのメリットやデメリット、どのようなシーンで活用できるのかを解説しました。ここからは、製本で気をつけるべきポイントを解説します。綴じ方だけでなく、これから紹介するポイントを気をつけることで、よりイメージどおりの同人誌を製作できますよ。

左綴じと右綴じ、どちらが適している?

左綴じは、冊子の背表紙を左側にした綴じ方です。右側のページを左側にめくって読み進めていくので、横書きの場合は左綴じが一般的です。反対に右綴じは、冊子の背表紙を右側にした綴じ方です。左側のページを右側にめくっていくので、縦書きに適した綴じ方です。

紙の質で仕上がりも大きく異なる

同人誌の内容が重要なのはいうまでもありません。しかし、同人紙にどんな紙を使うかによって仕上がりは大きく異なります。分厚い紙やつやのある紙なら高級感があるうえ、柔らかい紙やかための紙、薄くてめくりやすい紙、などさまざまな種類の紙があります。

印刷会社によって用意されている紙は異なりますが、好みの質感の紙を選んで製本するのも、満足度の高い同人誌に仕上げるための大事なポイントとなります。さらに、同じ種類の用紙であっても、紙の厚さによっては印象や使い勝手が違ってきます。

まとめ

「ページ数も少ないし、なるべく安価に済ませたい」「複数の作家で分厚いアンソロジーを作りたい」「背表紙をつけて高級感のある仕上がりにしたい」など、予算や仕上がりのイメージは人それぞれ異なります。中綴じと無線綴じのメリットやデメリットを参考に、製作する同人誌に合った製本方法で制作すると、希望に合った同人誌ができあがるはずですよ。

 
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