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同人誌印刷の入稿方法:アナログ原稿のサイズ・色・書き出し設定

公開日:2021/06/15  最終更新日:2021/03/05


商業誌と違い、同人誌では小さなグループでの出版物ということから、大きな手間などをかけられないという特徴があります。また、そのサイズについても多くあるわけではありません。さらにその原稿の入稿についてもアナログ原稿の場合、紙に直接絵を描いたもので原版としますので、印刷の際にはいくつかの設定で注意を行う必要があります。

同人誌のアナログ原稿のサイズについて

アナログ原稿の場合、基本的には原稿をスキャンして印刷する形となりますので、刷り上がりのサイズと原稿のサイズは同じであるということが重要になってきます。加工によってサイズの変更は可能ですが、あまり画質の点でオススメできません。また大きさがA3サイズのように大きくなると追加料金なども発生しますので、可能な限りB5サイズやA4サイズのような大きさにとどめる必要があります。

このことは、縮小拡大に伴う画質の変化などについても大きな影響を与えますので、とくに配慮を行う必要があります。基本的に、同人誌の場合には大きな予算がかけられませんので、可能な限り削れる部分の予算というのは削れるようにしておくことが大切です。

更に同人誌の特徴として、手書きの風合いを残すという大変重要な部分もありますので、この画風の劣化を防ぐためにも、入稿原稿用紙のサイズというのは原寸に設定するのが好ましいと言えます。極端な拡大が必要なものであったり縮小が必要であるものの場合には、中に書かれたものへの影響というのも十分に考える必要があります。トーンなどが潰れてしまうということや、スキャン機の性能によってモワレが出てくるなどという場合もあります。

アナログ原稿用紙の素材について

先程も述べたように、アナログ原稿を入稿する際には原稿をスキャナーでスキャンするということが前提となります。したがって、原稿を書く紙の素材というのも大変重要になってきます。曲げにくいものであれば、スキャンをする際に模様がついたりしてしまうからです。

また表面についても、ザラザラしたものというものはあまり好ましくありません。場合によっては、シミのようなものがついてしまうからです。特に色が重要でない場合には、白色の原稿用紙が良いと考えられます。避けていただきたいのは、ボードなどに原稿用紙を貼ったものを持ち込むことです。

スキャナーでスキャンする際に、きちんと原稿を合わせることができませんし、そのボードに凸凹などがあった場合にはスキャンをした際にその部分が黒く出てしまったり、くぼみなどがシミの様に写ってしまったりなどということがあります。

基本的には、薄くて裏写りをしないうえに、柔らかい素材で表面がなめらかであるということは大切なことです。ザラザラとした素材の紙を使うと、自分が意図しないような模様がスキャンをした際に出てしまうことがありますので、そのような点については十分に注意が必要です。必要であれば、あらかじめ自分が使いたい原稿用紙を試しにスキャンしてもらうというのもいいのかもしれません。

アナログ原稿の印刷の際に使える色について

カラー印刷をする際には、いくつかのオプションがあります。単色の場合には一色のみとなりますが、カラーでは三色などを使うという場合も存在します。フルカラーと呼ばれるものは四色を使う場合です。このような色の組み合わせで表現ができないものは、印刷できないということです。

多くの場合には、蛍光色などは印刷することは困難です。特殊な場合にはできることもありますが、再現の良さからはオススメできません。金色や銀色などという光沢色も再現する困難です。もしそのようなことをしたければ、自分でその原稿を出力枚数分用意する必要があります。色合いも、十分に再現できない場合があります。

先程述べたフルカラーの場合でも結局は四色のドットを組み合わせて表現するということから生じるものです。微妙な色合いのものや極端に濃い色などというのもなかなか再現ができません。またスキャナーの性質などによって、色合いが変化してしまうことがありますので、この点について予め原稿がどのような色で再現されるかということについても調べておく必要があります。

アナログ原稿の書き出し設定について

先程から話をしているように、アナログ原稿の出版には原稿のスキャンというものを行う必要があります。その上で、それを出力する際に書き出し設定を行う必要がある訳です。スキャンの際の注意として原稿の設定について、トーンなどで十分注意すべきことは先程も述べたのですが、微妙なトーンがある場合には出力の際にも注意が必要です。

出力の設定を十分に考えない場合には、都合が悪い場合には原稿のトーンが全く消えてしまったり、黒くなったりモワレなどを生じるということがあります。したがって、このようなことがないように書き出しの設定を行う必要がある訳です。このようなことは、書き出しのソフトウェアなどにも設定としてありますから、適切に選ぶ必要があります。

また、出力の色設定としては、カラーグレースケール、白黒などというものがありますが、原稿が白黒の場合であっても、先程のトーンなどがある場合がありますので、グレースケールで選ぶことにしましょう。白黒などでは消えてしまうようなトーンなどの風合いがグレースケールでは再現できる場合があるからです。また、出力の際の解像度については600dpiか1,200dpiとしましょう。これは業界で定められたものですので、これに従わない原稿は流通することができなくなりますので注意が必要です。

アナログ原稿での印刷原稿の作り方について

アナログ原稿を印刷物で出力を行う際には、単純にコピーなどを行う場合とは違って手続きが必要になってきます。それは何かというと、色ごとに異なった版に仕上げる必要がある訳です。したがってアナログ原稿を書き上げた際には、特にそれがカラーである場合には色ごとに版を作る必要があります。

それぞれの版についてきちんと打ち合わせができるようなマークと一緒に作るものですので、そのマークを原稿の枠外の所にきちんと記す必要があります。出力の際には、枠外の目印を基準として印刷が行われることになります。三色であれば、三つの色の版を作って三回印刷することになるわけです。フルカラーである四色原稿の場合には、四つの版を作って四回印刷するということになります。

原稿を作る際から、このようなことを意識して作ると後の出力作業が大変効率的にでき、また印刷後の再現も良くなります。十分な注意のもとに原稿を作れば、スムーズな作業が可能となってきます。原稿でこのようなことを意識しない場合には、仕上がりが思ったようにならないということがあります。印刷でできることやできないことというのを、予め知っておくということも大切なことです。

スクリーントーンについての注意

アナログ原稿を準備する際に、様々な微小パターンをスクリーントーンを使って行うという場合があります。これは市販されているスクリーントーンを、貼り付けることによって行うのが普通です。このように市販のスクリーントーンを使う場合には、いくつかの注意を行う必要があります。

まず考えなければならないのは、模様の色が薄かったり、細かすぎると問題があるということです。色が薄い場合には、スキャンする際に読み取ることができずに模様がないように見えてしまいます。また細かすぎるとスキャナーの解像度で読み取れなくなりますので、その際にも真っ黒になったり全く模様が出なくなったりするということはあります。

更にこれは作業上での注意ですが、きちんと剥がれないように貼り付けておくというものも大切です。そうしないと、スクリーントーンと原稿との間に隙間ができたりすると黒いシミなどのようなものができてしまいます。

さらにアナログ原稿の場合、特にやってしまいそうなのが、スクリーントーンを重ねてしまうということです。粗い模様の場合にはあまり問題になりませんが、細かい模様になると原稿の段階では気づかなかったモワレ模様がスキャン後に出てしまうというものもあります。

 

ここでは、同人誌などでアナログ原稿を入稿する際の注意点について、いくつかの項目の説明を行いました。アナログ原稿の場合には、手書きの風合いを残すという意味や費用を抑えるという目的があって、述べたような事への注意が必要です。入稿の際にやったことが出力にどのような影響があるかということについて予め知っておくことは大変大切です。

 
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